◆ 一気に往った… - “140円回復”

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マネパ為替分析 日刊レポート

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引き続き“高値達成感”の台頭に意識を強めたい…!?

2022年09月02日

◆ 一気に往った… - “140円回復”

昨日発表の「新規失業保険申請件数」が“3週続けて減少(23.2万件)”したことが、「米労働環境は堅調」との見方につながったからです。
またその後に発表された「ISM製造業景況指数」は“横ばい(52.8)”だったものの、構成項目である「新規受注/雇用」は“改善(それぞれ50超)”を示しました。
さらに「仕入価格」が“2020年6月以来最低(52.5)”となったことで、「景気下げ止まり/インフレ緩和」への思惑も台頭する格好となりました。
こうして米10年債利回りは“さらに上昇(→3.29%)”したことで、東京タイム序盤に“139円”を回復したドル円は、一旦上値を押さえられていたものの、NYタイムには“140.228円”まで一気に駆け上がっています。


◆ ただ本日は「米雇用統計」が待ち構える

こうした中、本日はいよいよ「米雇用統計」が発表されます。
事前予想は「非農業部門雇用者数」が“控えめ(+30.0万人)”ではあるものの、「失業率/平均時給」はそれぞれ“前月並み(3.5%/前年比+5.3%)”が想定されています。
まずはここからの乖離具合が注目ということになりますが、冒頭で記したように、ドル円はすでに駆け上がっている状況となります。
このため“織り込み済”と捉えられる可能性はゼロではなく、少なくとも発表までは“ポジション調整”が先行すると見るのが妥当です。


◆ “真空地帯”にすでに突入したことは気になるが…?

問題は発表後、テクニカル上はすでに主だった上値メドが存在しない“真空地帯”に突入していますので、仮に“底堅さ”が示されれば“金利選好→ドル買い”が加速してもおかしくないことです。
ただしその際には“リスク回避→株安”がもたらされる可能性は高く、来週初(5日)には「米国市場休場(レイバーデー)」を迎えるスケジュール感でもあります。
つまり“利益確定売り”が持ち込まれるケースも、十分に想定される…?

前記したように、テクニカル上は“真空地帯”にすでに突入する中、センチメントも“上方向”に傾斜しているのが実状です。
このため昨日同様“動き出したら止まらない”という可能性はゼロではありませんが、まだ台頭していない“高値達成感”を意識して臨みたいところです。
流れに逆らう格好になりますが…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※米雇用統計が予定されていますので、いつもより値幅を拡大しています。

143.446(5/24~7/14-8/2の100%返し)
143.000(大台)
142.855(7/14~8/2の38.2%返し)
142.460(98/8/31高値)
上値5:141.973(ピボットハイブレイクアウト、大台)
上値4:141.100(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:141.000(大台)
上値2:140.798(+2σ)
上値1:140.652(ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:140.203
下値1:140.000(大台)
下値2:139.703(8/30~9/1の23.6%押し)
下値3:139.378(8/30~9/1の38.2%押し、ピボット1stサポート)
下値4:139.115(8/30~9/1の50%押し)
下値5:139.000(大台)
138.907(9/1安値、8/30~9/1の61.8%押し)
138.542(8/23~9/1の38.2%押し、+1σ)
138.458(ピボット2ndサポート)
138.261(8/31安値)
138.002(8/30安値、日足・一目均衡表転換線、8/23~9/1の50%押し、大台、ピボットローブレイクアウト)
137.530(8/29安値、8/23~9/1の61.8%押し)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

96.761(6/9高値)
96.194(8/30高値)
96.000(大台、ピボットハイブレイクアウト)
上値5:95.800(+2σ)
上値4:95.646(8/30~9/1の61.8%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:95.563(8/31高値)
上値2:95.477(8/30~9/1の50%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:95.369(9/1高値、8/30~9/1の38.2%戻し水準)
前営業日終値:95.184(日足・一目均衡表転換線、+1σ)
下値1:95.000(大台)
下値2:94.759(9/1安値、ピボット1stサポート)
下値3:94.687(8/29安値)
下値4:94.596(8/25-26安値、20日移動平均線)
下値5:94.494(ピボット2ndサポート)
94.190(8/24安値、ピボットローブレイクアウト)
94.105(8/23安値)
93.984(8/22安値、日足・一目均衡表先行スパン上限、50日移動平均線、大台)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

164.151(日足・一目均衡表先行スパン上限)
164.000(大台)
163.901(7/29高値)
163.839(8/8高値)
163.664(8/9高値)
163.562(8/17高値)
163.230(8/18高値、+2σ)
163.148(50日移動平均線)
163.306(日足・一目均衡表先行スパン下限)
163.000(100日移動平均線、大台)
162.831(8/19高値、週足・一目均衡表転換線)
162.677(8/26-29高値、+1σ)
162.567(8/30高値)
162.014(20日移動平均線、大台)
161.900(8/31高値)
前営業日終値:161.832
161.674(日足・一目均衡表基準線/転換線)
161.447(-1σ)
160.975(9/1安値、大台)
160.833(8/23-24安値、8/31安値、-2σ)
160.075(8/16安値、大台)
159.858(週足・一目均衡表基準線)
159.447(8/2安値)
159.327(200日移動平均線)
159.023(5/26安値、大台)
158.395(5/25安値)

《10:40》
《11:15、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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