◆ “揺れ動き”も“方向感定まらず” - 144円前後

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マネパ為替分析 日刊レポート

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目先は“ポジション調整”に意識が傾きやすい…!?

2022年09月09日

◆ “揺れ動き”も“方向感定まらず” - 144円前後

昨日は「三者会合(日銀/財務省/金融庁)」が開催されたこともあり、円安対策への思惑から“円買い戻し”が先行する場面が見られました。
このため“143.293円”へと値を落とす場面が見られましたが、「ECB理事会&ラガルドECB総裁会見」そして「パウエルFRB議長講演」にて、すぐさま押し戻されていきました。

注目の「ECB理事会」では、想定通り“0.75%利上げ”が行われました。
しかし『0.75%利上げは例外』『次回は0.50%利上げの可能性』とラガルド総裁が発言したこともあり、ユーロドルは値を落としました。
一方で「パウエルFRB議長講演」では『インフレ抑制を最優先』『インフレ目標達成まで金融引き締めを継続』との意向が、あらためて表明されました。
こうしてドル円には“買い戻し(ドル買い)”圧力がかかり、“144.436円”へ通し戻されています。
もっとも米10年債利回りが“3.32%台”へと上昇した割に、そこからの“さらなる上値追い”は手控えられているのが実情といえます。


◆ 流れが変わったとは思わないが…?

こうして“下値の堅さ”は相変わらずではあるものの、“上値の重さ”も意識されつつあるドル円。
前記「パウエルFRB議長講演」にしても“目新しさ”に欠けているだけに、ここから“金利選好→ドル買い”がさらに進行するためには「来年以降の米利上げ継続」が織り込まれる必要があると見るのが自然です。
そうなると現在の動きは“ある意味で当然”といえる状況であり、本日に関しても“144円を挟んだ揺れ動き”と見るのが妥当な状況といえそうです。

流れが変わったとは思いませんが、目先は“ポジション調整(利益確定売り)”を意識する局面と見るべきかもしれませんね。
特に本日は週末に当たりますので…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:145.230(98/8/25高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:144.977(9/7高値、7/14~8/2の61.8%返し、+2σ、大台)
上値3:144.655(ピボット1stレジスタンス)
上値2:144.544(9/8高値)
上値1:144.436(9/8NYタイム高値)
前営業日終値:144.085(大台)
下値1:143.865(9/8安値後の50%押し)
下値2:143.730(9/8安値後の61.8%押し)
下値3:143.404(ピボット1stサポート)
下値4:143.293(9/8安値)
下値5:143.000(大台)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:98.473(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:98.097(15/1/2高値)
上値3:97.982(ピボット2ndレジスタンス、大台)
上値2:97.638(15/1/9-12高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:97.492(9/8高値、+2σ)
前営業日終値:97.257
下値1:97.000(大台)
下値2:96.767(ピボット1stサポート)
下値3:96.639(9/8安値)
下値4:96.448(9/1~9/8の38.2%押し)
下値5:96.321(+1σ、ピボット2ndサポート)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

169.000(大台)
168.730(6/9高値)
168.002(6/10高値、大台)
167.808(6/22高値)
167.442(6/22NYタイム高値《6/22高値後の戻り高値》)
167.023(6/23高値、大台)
166.926(6/28高値)
166.408(6/29高値)
166.323(7/27高値、9/8高値)
166.000(大台)
前営業日終値:165.714(+2σ)
165.000(大台)
164.887(9/8安値)
164.190(9/7安値、9/5~9/8の38.2%押し)
164.084(+1σ、大台)
163.877(日足・一目均衡表先行スパン上限)
163.484(9/5~9/8の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
163.188(日足・一目均衡表基準線)
163.085(50日移動平均線、大台)
162.913(100日移動平均線、日足・一目均衡表先行スパン下限、週足・一目均衡表転換線)
162.819(9/5~9/8の61.8%押し)

《10:25》
《11:10、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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