◆ “ドル売り”優勢 - 米雇用統計

注目の米雇用統計は“まちまち”でした。
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マネパ為替分析 日刊レポート

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“買い上がる”ほど強くはなく、“売り叩く”ほど弱くもない…!?

2022年11月07日

◆ “ドル売り”優勢 - 米雇用統計

注目の米雇用統計は“まちまち”でした。
非農業部門雇用者数(NFP)は“上振れ(+26.1万人)”たものの、失業率は“下振れ(3.7%)”、時間当たり平均賃金は“予想通り(前年比+4.7%)”となりました。
ただ少なくとも「米12月0.75%利上げ」を示唆するほど強い内容ではなく、マーケットは“ドル売り”で反応しました。

「中国・ゼロコロナ政策緩和」との思惑(期待感?)が継続していることも、後を押しました。
さらに『今後はより小幅な利上げ幅も…(コリンズ・ボストン連銀総裁)』『小幅利上げにシフトを(エバンス・シカゴ連銀総裁)』との発言が、追い打ちとなった印象があります。
こうして米10年国債利回りが“低下(→4.10%)”する中で、ドル円は“146.553円”へと値を落としていきました。

ただし2日の「パウエルFRB議長・記者会見」に続き、『米金利の最終到達点、想定より高くなる可能性(バーキン・リッチモンド連銀総裁)』が飛び出しています。
このためそこからさらに“ドル売り”が発展する展開につながることはなく、そのまま先週末の取引を終えたのが実状となります。


◆ それでも“方向感定まらず”は変わっていない…?

こうして“買い上がる”ほど強くはなく、それでいて“売り叩く”ほど弱くもないとなったことで、マーケットは一旦“膠着”に陥りやすい環境に移行しつつあると見られます。
特に「米中間選挙」を明日に控えるスケジュール感は、どちら方向にも動きづらいと見るのが妥当です。

それでも中国・保健当局から『現行のゼロコロナ政策を堅持』との発表がなされていますので、本日に関しては“ドル買い戻し”が入りやすい…?

いずれにしても“方向感定まらず”を意識しつつ、上を下へと“揺れ動く”展開を本日は想定したいところです。
やや“ドル買い戻し”を意識しながら…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しております。

148.441(11/3-4高値)
148.000(大台)
147.933(20日移動平均線)
上値5:147.824(ピボット1stレジスタンス)
上値4:147.721(11/3~11/4の61.8%戻し、日足・一目均衡表基準線)
上値3:147.499(11/3~11/4の50%戻し)
上値2:147.273(11/3~11/4の38.2%戻し)
上値1:146.976(日足・一目均衡表転換線、大台)
前営業日終値:146.611
下値1:146.462(-1σ)
下値2:146.141(週足・一目均衡表転換線)
下値3:146.000(大台、ピボット1stサポート)
下値4:145.672(11/2安値)
下値5:145.340(ピボット2ndサポート)
145.263(-2σ)
145.116(10/27安値、50日移動平均線)
145.000(大台)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

96.540(9/20高値)
96.406(9/22高値、ピボット2ndレジスタンス)
96.000(大台、+2σ)
上値5:95.738(10/21高値)
上値4:95.645(ピボット1stレジスタンス)
上値3:95.545(11/1高値)
上値2:95.088(11/4高値)
上値1:95.000(大台)
前営業日終値:94.915
下値1:94.773(日足・一目均衡表先行スパン上限)
下値2:94.592(50日移動平均線、週足・一目均衡表転換線)
下値3:94.476(日足・一目均衡表先行スパン下限)
下値4:94.271(11/1~11/4の38.2%戻し、日足・一目均衡表転換線)
下値5:94.109(20週移動平均線)
94.019(11/1~11/4の50%戻し、大台)
93.910(20日移動平均線)
93.767(11/1~11/4の61.8%戻し)
93.628(ピボット1stサポート)
93.447(週足・一目均衡表基準線)
93.292(日足・一目均衡表基準線)
93.071(11/4安値)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

170.294(11/2高値)
170.000(大台)
169.436(10/31~11/4の61.8%戻し)
169.000(大台)
168.554(11/3高値、日足・一目均衡表転換線、10/31~11/4の50%戻し)
168.000(大台)
167.776(10/31~11/4の38.2%戻し、20日移動平均線)
166.976(11/4高値、大台)
前営業日終値:166.730
166.254(11/4安値後の38.2%押し)
166.032(11/4安値後の50%押し、大台)
165.917(日足・一目均衡表基準線)
165.809(11/4安値後の61.8%押し)
165.533(11/4安値後の76.4%押し)
165.087(11/4安値、大台)
164.441(50日移動平均線、-1σ)
164.287(10/21安値)
163.988(100日移動平均線、大台)
163.643(9/26~10/31の38.2%押し)
163.000(大台)

《10:50》
《11:35、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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