◆ 欧州へと“飛び火”… - “132円前半”に急落

少し甘く見過ぎていたか…?

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引き続き“下値は限定的”との見方で…!?

2023年03月16日

◆ 欧州へと“飛び火”… - “132円前半”に急落

少し甘く見過ぎていたか…?

「米SVB破綻」をキッカケに台頭した“信用不安”は落ち着きを取り戻しつつあるかに見られましたが、昨日は欧州へと“飛び火”しました。
「筆頭株主が追加支援を否定」と伝わると、「クレディ・スイスの経営不安」が囃されたからです。
このため“リスク回避→円買い”が顕著となり、ドル円は“急落(135.102円→132.197円)”を演じました。
「米小売売上高&PPI」が“(FRBの)タカ派姿勢”を後退させる内容であったことも、“米10年債利回り低下(3.70%→3.38%)”となって後を押したと見られるところです。


◆ それでも対応策は“矢継ぎ早”…

一方、世界中の金融当局の対応策は“矢継ぎ早”であるだけに、やや“往き過ぎ”との印象は拭えないところです。
『スイス中銀、最大500億スイスフランの資金供給』と本日に入って報じられたことで、
幾分ですが“緩みつつある”ようにも見えるのが実状といえます。

そう簡単に払拭される類の懸念ではないだけに、これからも“リスク回避姿勢”が囃される場面は何度となく見られることでしょう。
ただそれらの対応策が“矢継ぎ早”であるだけに、“往き過ぎ”との思惑もついて回ると見るのが自然です。


◆ もう一段の“下値試し”は見られるかもしれないが…?

“132円前半(13日は132.280円/昨日は132.197円)”で下値を支えられただけに、“(下割れを)試しにかかる”といった展開は十分に懸念されるところです。
ただし“往き過ぎ”と思惑がついて回るとなれば、その反動は大きい…?
まだ“下げ止まり”を確認できたわけではありませんので楽観はできませんが、引き続き“下値は限定的”との見方で対峙したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

135.867(週足・一目均衡表先行スパン上限)
135.726(3/8~3/15の61.8%戻し、20週移動平均線)
135.555(50週移動平均線)
135.444(100日移動平均線)
135.331(20日移動平均線)
135.102(3/15高値、日足・一目均衡表転換線、3/8~3/15の50%戻し)
134.965(ピボット1stレジスタンス、大台)
上値5:134.378(3/8~3/15の38.2%戻し)
上値4:134.000(大台、-1σ、3/15高値後の61.8%戻し)
上値3:133.858(日足・一目均衡表基準線)
上値2:133.766(3/15高値後の戻り高値)
上値1:133.558(日足・一目均衡表先行スパン上限)
前営業日終値:133.444
下値1:133.000(大台)
下値2:132.701(-2σ)
下値3:132.555(50日移動平均線、週足・一目均衡表転換線)
下値4:132.197(3/15安値)
下値5:132.000(大台、ピボット1stサポート)
131.506(2/14安値)
131.132(2/13安値)
131.000(大台)
130.743(日足・一目均衡表先行スパン下限、ピボット2ndサポート)
130.000(大台)
129.809(2/10安値)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

90.425(日足・一目均衡表先行スパン下限、3/3~3/15の61.8%戻し)
90.249(3/10高値、3/15高値、日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線)
90.000(大台)
89.886(ピボット1stレジスタンス)
89.796(3/3~3/15の50%戻し)
上値5:89.633(日足・一目均衡表転換線)
上値4:89.506(-1σ)
上値3:89.218(3/3~3/15の38.2%戻し)
上値2:89.000(大台)
上値1:88.610(週足・一目均衡表先行スパン下限)
前営業日終値:88.312
下値1:88.034(-2σ、大台)
下値2:87.844(3/15安値後の61.8%押し)
下値3:87.655(3/15安値後の76.4%押し)
下値4:87.349(3/15安値)
下値5:87.008(22/12/20安値、大台、ピボット1stサポート)
86.467(22/3/17安値)
86.000(大台)
85.775(ピボット2ndサポート)
85.263(21/12/3~22/4/20の61.8%押し)
85.165(200月移動平均線)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

166.007(2/28高値《年初来高値》、大台、22/12/13~23/1/3の76.4%戻し水準)
165.000(大台)
164.736(+2σ)
164.510(3/1高値、2/28~3/13の76.4%戻し)
164.234(3/10高値)
164.140(3/15高値)
164.000(大台)
163.647(+1σ)
163.341(200日移動平均線)
163.009(100日移動平均線、大台)
162.829(50週移動平均線)
162.657(20日移動平均線)
162.434(20週移動平均線)
162.296(日足・一目均衡表先行スパン上限)
162.000(大台)
161.754(週足・一目均衡表先行スパン上限、日足・一目均衡表基準線/転換線)
161.468(-1σ)
161.023(週足・一目均衡表基準線、大台)
前営業日終値:160.865(週足・一目均衡表転換線、50日移動平均線)
160.379(-2σ)
160.000(大台)
159.441(20月移動平均線)
159.207(3/15安値)
159.000(大台)
158.892(日足・一目均衡表先行スパン下限、週足・一目均衡表先行スパン下限)
158.405(200月移動平均線)
158.130(2/13安値、100週移動平均線)
158.000(大台)
157.504(2/8安値、2/10安値)
157.410(2/7安値)
157.000(大台)
156.743(2/3安値)
156.356(1/17安値)
156.000(大台)
155.763(1/16安値)
155.602(1/13安値)
155.335(1/3安値)

《11:10》
《11:45、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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