◆ “タカ派寄り”との認識から… - “年初来高値更新”

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マネパ為替分析 日刊レポート

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“肩透かし”の印象は否めない…!?

2023年08月28日

◆ “タカ派寄り”との認識から… - “年初来高値更新”

注目のパウエルFRB議長講演は、一言でいえば“肩透かし”だったといえます。

『高すぎるインフレ抑制にはしばらく時間がかかる』
『必要に応じて追加利上げの用意』

この発言は“タカ派寄り”として捉えられ、発表直後には“年初来高値更新(146.621円)”を見せたドル円。
しかし次の発言で流れが変わりました。

『中立金利(自然利子率)は水準が明確ではない』
『今後の政策決定はデータ次第』

このため次第に“特段タカ派寄りではない”との認識が強まり、“利益確定売り”が先行していきました。
こうして“下値の堅さ”は維持されたものの、“上値の重さ”を露呈しながら、先週末の取引を終えています。


◆ ただ“次なる材料探し”に勤しむ状況では…?

いわゆる“高止まり”とはいえるものの、期待されたほどの“目新しさ”はなかっただけに、まさに“肩透かし”というのが実状といえます。
そうなるとマーケットは“次なる材料探し”に勤しむことになりますが、「データ次第」を改めて示した以上、米経済指標を“一つ一つ”確認するしか手がない…?
そしてそれが見つかるまでは、“方向感定まらず”の展開も否めない…?

植田日銀総裁は同じくジャクソンホール会議にて、『持続的・安定的にインフレ2%目標は達成できていない』と述べています。
このため「日米金利格差拡大」を背景にした“もう一段の上値模索”は十分に想定されるところではありますが、現時点では“過度な期待は禁物”と見ておくべきかもしれませんね。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

149.082(22/10/25高値)
149.000(大台)
148.836(22/10/31-11/1高値)
148.441(22/11/3-4高値)
148.000(大台)
147.706(+2σ、ピボットハイブレイクアウト)
上値5:147.574(22/11/7高値)
上値4:147.166(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:146.937(22/11/8高値、大台)
上値2:146.789(22/11/9高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:146.621(8/25高値《年初来高値》)
前営業日終値:146.445
下値1:146.154(+1σ)
下値2:146.000(大台)
下値3:145.900(ピボット1stサポート)
下値4:145.823(8/23~8/25の38.2%押し)
下値5:145.716(8/25安値)
145.577(8/23~8/25の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
145.331(8/23~8/25の61.8%押し、ピボット2ndサポート)
145.000(大台、ピボットローブレイクアウト)
144.734(20日移動平均線、8/7~8/25の38.2%押し)
144.533(8/23-24安値)
144.359(8/11安値)
144.067(8/7~8/25の50%押し、大台)
143.464(8/7~8/25の61.8%押し)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

96.842(7/4-5高値)
96.309(7/6高値)
96.000(大台)
95.852(7/25高値、7/31-8/1高値)
95.009(+2σ、大台)
94.932(8/10高値)
94.868(8/15高値、日足・一目均衡表先行スパン上限)
上値5:94.723(50日移動平均線)
上値4:94.451(+1σ、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:94.285(8/16高値、週足・一目均衡表転換線、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:94.170(8/24高値)
上値1:93.961(8/25高値、大台、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:93.786(日足・一目均衡表先行スパン下限/基準線、20日移動平均線)
下値1:93.553(日足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
下値2:93.473(8/25安値)
下値3:93.346(-1σ、20週移動平均線)
下値4:93.220(8/23安値、ピボット2ndサポート)
下値5:93.120(100日移動平均線)
93.000(大台、ピボットローブレイクアウト)
92.785(8/18-21安値、7/28~7/31の76.4%押し、-2σ)
92.157(50週移動平均線)
92.000(大台)
91.904(200日移動平均線、週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線)
91.788(7/28安値)
91.648(週足・一目均衡表先行スパン上限)
91.515(週足・一目均衡表先行スパン下限)
91.108(6/2安値)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

189.000(大台)
188.785(15/11/19高値)
188.074(15/11/20高値、大台)
187.090(+2σ)
186.957(15/11/23高値、大台)
186.764(8/22高値《年初来高値》)
185.941(8/23高値、大台)
185.460(8/22~8/25の61.8%戻し、+1σ)
185.057(8/22~8/25の50%戻し、日足・一目均衡表転換線、大台)
184.758(8/24高値)
184.654(8/22~8/25の38.2%戻し)
184.395(8/25高値)
前営業日終値:184.155
184.000(大台)
183.604(8/24安値)
183.338(8/11安値、8/25安値)
183.000(大台)
182.785(7/28~8/22の38.2%押し、8/3~8/22の61.8%押し)
182.673(8/10安値、50日移動平均線)
182.364(8/9安値)
182.230(-1σ)
182.000(大台)
181.838(8/3~8/22の76.4%押し)
181.547(7/28~8/22の50%押し、日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線)
181.380(8/8安値、日足・一目均衡表先行スパン上限)
181.000(大台)
180.610(-2σ)
180.527(8/7安値)
180.307(8/3安値、7/28~8/22の61.8%押し)
180.000(大台)

《10:50》
《11:20、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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