◆ 「米利上げは最終局面」との認識は相変わらず…

前日に続き、昨日発表の米経済指標も“予想を下回る”ものが相次ぎました。
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マネパ為替分析 日刊レポート

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一つでも“強め”が示されると…!?

2023年08月31日

◆ 「米利上げは最終局面」との認識は相変わらず…

前日に続き、昨日発表の米経済指標も“予想を下回る”ものが相次ぎました。
「ADP雇用統計」は“前月の半分以下(+17.7万人)”に留まり、「米GDP改定値」は設備投資の下押しを背景に“下方修正(+2.4%→+2.1%)”されています。
このため「米利上げは最終局面」との認識が改めて強まっており、米10年債利回りは“さらに低下(→4.08%)”しました。
“146.531円”へと欧州タイムに値を戻していたドル円も、これにつれる格好で“上値の重さ”が目立ち、緩やかに値を落としていきました。
ただし「日米金利格差」を背景にした思惑は根強くあるだけに、“下値の堅さ”も維持されたままで昨日の取引を終えているのが実状といえます。


◆ ただ「データ次第」の中、本日は重要視される米経済指標が…?

こうした中、本日はFRBが重視する「PCEコア・デフレータ」と、そして明日の米雇用統計を探る上で意識される「新規失業保険申請件数」が予定されています。
前者は“3ヶ月ぶりの伸び拡大(前年比+4.2%)”、後者は“前週比+0.5万件(23.5万件)”が予想されています。
直近の米経済指標は“悪化”が相次いでいますので、同様に“悪化”が目立てば、「米利上げは最終局面」との思惑がさらに加速してもおかしくないところです。
ただし一つでも“強め”が示されれば、「米利上げは最終局面」との認識が一気に巻き戻されてもおかしくないという分水嶺…。

蓋を開けるまでわからないだけに、それまでは“揺れ動き(思惑交錯)”と見るのが妥当でしょう。
それでも発表時のリスクは、“上方向”と考えておきたいところです。
もちろんそれまでに“もう一段のポジション調整”が入る可能性は、否めないところはありますが…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

148.836(22/10/31-11/1高値)
148.441(22/11/3-4高値)
148.000(大台)
147.922(+2σ)
147.574(22/11/7高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値5:147.374(8/29高値《年初来高値》)
上値4:147.082(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:146.964(8/29~8/30の76.4%戻し、大台)
上値2:146.681(8/29~8/30の61.8%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:146.531(8/30高値、+1σ)
前営業日終値:146.239
下値1:145.954(日足・一目均衡表転換線、大台)
下値2:145.688(ピボット1stサポート)
下値3:145.559(8/30安値)
下値4:145.135(8/7~8/29の38.2%押し、20日移動平均線、ピボット2ndサポート)
下値5:145.000(大台)
144.716(ピボットローブレイクアウト)
144.533(8/23-24安値)
144.444(8/7~8/29の50%押し)
144.359(8/11安値)
144.000(大台)
143.819(7/28~8/29の38.2%押し)
143.752(8/7~8/29の61.8%押し)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

97.663(6/19高値)
97.408(6/20高値)
97.000(大台)
96.842(7/4-5高値)
96.309(7/6高値)
96.000(大台、ピボットハイブレイクアウト)
上値5:95.852(7/25高値、7/31-8/1高値)
上値4:95.526(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:95.116(ピボット1stレジスタンス)
上値2:95.000(大台、8/30高値)
上値1:94.850(+2σ)
前営業日終値:94.705
下値1:94.643(日足・一目均衡表先行スパン上限、50日移動平均線)
下値2:94.315(週足・一目均衡表転換線、+1σ)
下値3:94.165(8/30安値、ピボット1stサポート)
下値4:94.037(8/29安値、大台)
下値5:93.963(日足・一目均衡表先行スパン下限/転換線、20日移動平均線)
93.793(8/28安値、日足・一目均衡表基準線、ピボット2ndサポート)
93.473(8/25安値、20週移動平均線、-1σ)
93.344(ピボットローブレイクアウト)
93.220(8/23安値、100日移動平均線)
93.000(大台、-2σ)
92.785(8/18-21安値、7/28~7/31の76.4%押し)
92.168(50週移動平均線)
92.000(大台)
91.915(200日移動平均線、週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

191.412(15/8/25高値)
191.000(大台)
189.986(15/8/25高値、大台)
189.000(大台)
188.785(15/11/19高値)
188.074(15/11/20高値、大台)
187.487(+2σ)
186.957(15/11/23高値、大台)
186.764(8/22高値《年初来高値》)
186.053(8/30高値)
前営業日終値:186.018(大台)
185.863(+1σ)
185.057(日足・一目均衡表転換線、大台)
184.167(8/30安値)
184.078(8/29安値、大台)
183.604(8/24安値)
183.338(8/11安値、8/25安値)
182.953(50日移動平均線、大台)
182.785(7/28~8/22の38.2%押し、8/3~8/22の61.8%押し)
182.673(8/10安値、-1σ)
182.364(8/9安値)
182.000(大台)
181.838(8/3~8/22の76.4%押し)
181.547(7/28~8/22の50%押し、日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線)
181.380(8/8安値)
181.000(大台)

《10:55》
《11:35、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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