◆ 乱高下 - 米雇用統計では上昇、イスラエル攻撃にて反落

注目の米雇用統計では、「米金融引き締め長期化」との思惑が再燃しました。

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“不安定な揺れ動き”を基本としながら…!?

2023年10月10日

◆ 乱高下 - 米雇用統計では上昇、イスラエル攻撃にて反落

注目の米雇用統計では、「米金融引き締め長期化」との思惑が再燃しました。

非農業部門雇用者数は“今年最大の伸び(33.6万人)”を示し、前月/前々月も“上方修正(+4.0万人/+7.9万人)”されたからです。
これが「想定以上の雇用情勢ひっ迫」と受け取られ、発表直後には米国債利回り上昇、つれてドルも買われる中、米株式は下落といった反応を見せました。
もっとも「米景気後退(リセッション入り)」との思惑に発展するには至っておらず、次第に“巻き戻し”が優勢となっています。
「3連休を控えた週末」ということも、“巻き戻し”を促したと見られるところです。

ただしその週末には「別の材料(イスラム組織ハマス、イスラエルを攻撃との報)」が台頭したことでセンチメントは一変、現在は“リスク回避姿勢”が先行しているのが実状といえます。


◆ どちらにも振れる可能性あり…? - 米10年債利回り

このため日米3連休明けとなる本日は、“不安定な揺れ動き”となる可能性が否めないところです。
基本的には「米10年債利回り動向(先週末:4.80%からどっちに振れるか?)」と見られ、その時間外のオープニングでは“低下(→4.62%)”しています。
これは“リスク回避姿勢→米国債に逃避資金流入→利回り低下”となっているからですが、一方で今回のイスラエル攻撃には「イランの関与」が取り沙汰されているのが実状です。
つまり“原油供給懸念→米インフレ懸念→利回り上昇”へと転じても、何ら不思議ではないということにもなりかねません。

米PPI(11日)/米CPI(12日)を控えるスケジュール感でもありますので、現時点では「積極的なポジション形成は困難」との見方も存在します。
“決め打ち”することなく、“不安定な揺れ動き”となる展開をしっかりと鑑みたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

150.151(10/3高値《年初来高値》、+2σ)
150.000(大台)
149.814(ピボットハイブレイクアウト)
上値5:149.527(10/6高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:149.319(+1σ)
上値3:149.232(10/9高値)
上値2:149.000(大台、ピボット1stレジスタンス)
上値1:148.766(日足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:148.509(20日移動平均線)
下値1:148.434(10/9安値)
下値2:148.344(10/6安値)
下値3:148.248(10/5安値、ピボット1stサポート)
下値4:148.023(日足・一目均衡表基準線、大台)
下値5:147.927(ピボット2ndサポート)
147.690(-1σ)
147.420(ピボットローブレイクアウト)
147.321(9/21安値、10/3安値、週足・一目均衡表転換線、9/1~10/3の50%押し水準)
147.001(9/13-14安値、大台)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

97.408(6/20高値)
97.000(大台)
96.923(9/29高値)
96.410(10/2高値)
96.212(+2σ)
上値5:96.098(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:96.000(大台)
上値3:95.671(+1σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:95.555(10/6高値)
上値1:95.449(ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:95.213(20日移動平均線)
下値1:94.990(日足・一目均衡表基準線/転換線、大台)
下値2:94.854(週足・一目均衡表転換線)
下値3:94.767(20週移動平均線、ピボット1stサポート)
下値4:94.622(10/9安値、-1σ)
下値5:94.502(100日/50日移動平均線)
94.345(10/6安値、日足・一目均衡表先行スパン上限/下限、ピボット2ndサポート)
94.144(10/5安値、ピボットローブレイクアウト)
94.000(大台、-2σ)
93.786(10/4安値)
93.057(10/3安値、大台)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

185.777(9/5高値)
185.604(9/6高値)
185.000(大台)
184.762(9/7高値)
184.458(9/8高値)
184.385(9/13高値)
184.196(+2σ)
184.072(9/14高値、日足・一目均衡表先行スパン上限、大台)
183.908(9/15高値)
183.488(9/19高値)
183.342(9/20高値、50日移動平均線)
183.161(+1σ)
183.014(9/29高値、10/6高値、大台)
182.587(週足・一目均衡表転換線)
182.315(10/9高値)
182.093(日足・一目均衡表基準線)
182.000(大台)
前営業日終値:181.731
181.532(日足・一目均衡表先行スパン下限)
181.460(20週移動平均線)
181.357(100日移動平均線)
181.248(10/9安値、10/3~10/6の38.2%押し水準)
181.089(-1σ、大台)
180.846(10/6安値)
180.693(10/3~10/6の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
180.278(10/5安値)
180.154(10/3~10/6の61.8%押し)
180.000(大台、-2σ)
179.571(10/4安値)
179.000(大台)
178.409(10/3安値)
178.000(大台)
177.000(大台)

《10:55》
《11:40、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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