◆ 膠着 - “157円”を挟んだ揺れ動き

“ユーロ売り”が進行する場面こそ見られたものの、比較的“静かな”年末" />

FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

マネパ為替分析 日刊レポート

最新の記事

“仕掛け的な動き”には警戒を…!?

2025年01月06日

あけましておめでとうございます。2025年もよろしくお願いいたします。

◆ 膠着 - “157円”を挟んだ揺れ動き

“ユーロ売り”が進行する場面こそ見られたものの、比較的“静かな”年末・年始でした。
昨日はその“ユーロ売り→ドル買い”に調整圧力がかかりましたが、“157円ライン”を主軸とする動きから脱するには至っておりません。
なお昨日発表の「ISM製造業景況指数」は“昨年3月以降最高(49.3)”を記録しましたが、“好況/不況の境目(50)”を上回らなかったことで、特段材料視されるには至っておりません。


◆ “いつ”“どちら”が目先の最重要ポイント

こうなるとこの“157円ライン”主軸の動きから、「どのタイミングで放れるか?」「それはどちら方向か?」というのが目先のポイントということになってきそうです。
ただ短期金融市場を見ると、「米1月据え置き」「日銀1月据え置き」をどちらも“90%前後”の確率で織り込んでいますので、「日米金利格差は高水準を当面維持」との見方が大勢を占めています。
そうなるとキャリートレード絡みの“円売り”を仕掛ける動きが出ないとも限らず、その際には“7/16高値(158.850円)”を窺いにかかる可能性が否めない…?


◆ 基本は「雇用関連指標」と見られるが・・・?

週末に「米雇用統計」が控えているだけに、今週は「米雇用関連指標」が注目の的ということになります。
このため基本的には“結果次第”と見るのが妥当といえますが、その前に“仕掛け的な動き”には気を付けておきたいところですね。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

158.850(7/16高値)
158.623(7/17高値)
上値5:158.343(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:158.085(12/26高値、12/30高値)
上値3:157.958(ピボット2ndレジスタンス、+1σ、大台)
上値2:157.846(1/2高値)
上値1:157.572(1/3高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:157.331
下値1:157.051(日足・一目均衡表転換線、大台)
下値2:156.945(ピボット1stサポート)
下値3:156.873(1/3安値)
下値4:156.560(ピボット2ndサポート)
下値5:156.429(1/2安値)
156.246(ピボットローブレイクアウト)
156.016(12/31安値、大台)
156.967(12/25安値、12/17~12/26の23.6%押し)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

98.538(週足・一目均衡表転換線、20週移動平均線)
98.445(12/26高値)
98.375(ピボットハイブレイクアウト)
上値5:98.286(12/27高値、+1σ)
上値4:98.135(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:98.041(1/2高値)
上値2:97.986(ピボット1stレジスタンス、大台)
上値1:97.896(1/3高値)
前営業日終値:97.798(日足・一目均衡表転換線)
下値1:97.651(20日移動平均線)
下値2:97.559(ピボット1stサポート)
下値3:97.488(1/3安値)
下値4:97.319(ピボット2ndサポート)
下値5:97.126(日足・一目均衡表基準線、ピボットローブレイクアウト)
97.054(1/2安値)
96.943(12/31安値、100週移動平均線、-1σ、大台)
96.262(-2σ)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

199.172(+2σ)
199.000(大台)
198.944(12/30高値)
198.000(大台)
197.528(1/2高値)
197.350(+1σ)
197.132(12/30~1/2の61.8%戻し)
197.000(大台)
196.572(12/30~1/2の50%戻し)
196.012(12/30~1/2の38.2%戻し、大台)
195.535(1/3高値)
前営業日終値:195.434(日足・一目均衡表先行スパン上限、50日移動平均線)
195.750(20日移動平均線)
195.312(200日移動平均線)
195.000(大台)
194.636(1/3安値)
194.200(1/2安値、50週移動平均線)
194.065(12/19安値、大台)
193.707(-1σ)
193.634(12/16安値、日足・一目均衡表先行スパン下限、100日移動平均線)
193.514(12/3~12/19の50%押し、日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線)

《10:45》
《11:30、テクニカルライン追記》

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引、証券取引、および暗号資産CFD取引(暗号資産関連店頭デリバティブ取引)に関するご注意


【パートナーズFXおよびパートナーズFXnano】
パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。但し、一般社団法人金融先物取引業協会が為替リスク想定比率を算出していない通貨ペアにつきましては、一般社団法人金融先物取引業協会と同様の算出方法にて当社が算出した為替リスク想定比率を使用しております。取引手数料は無料です。なお、外貨両替については1通貨あたり0.20円、受渡取引については1通貨あたり0.10円の手数料をいただきます。

【CFD-Metals】
CFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。

【証券】
国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。有価証券のお預りが無く、一定期間証券口座のご利用が無い場合等は、別紙 ①「手数料等のご案内」に記載の 証券口座維持管理手数料1,100円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

【暗号資産CFD】
暗号資産は法定通貨(本邦通貨又は外国通貨)ではなく、特定の者によりその価値を保証されているものではありません。暗号資産は、代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り代価の弁済に使用することができます。暗号資産CFDは、取引時の価格の変動により、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。暗号資産CFDの取引に必要な証拠金は、取引の額の50%以上の額で、証拠金の約2倍までの取引が可能です。取引にあたり、営業日をまたいで建玉を保有した場合にはレバレッジ手数料が発生します。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会 一般社団法人日本暗号資産等取引業協会

このページの先頭へ