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今週の為替相場、武市はこう見る

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今週の為替相場、武市はこう見る [2019年10月15日(火)]

2019年10月15日

注目の「米中通商協議」は、『農産物・為替等で部分的合意』にて決しました。
マーケットは“リスク回避の巻き戻し”が先行しており、ドル円は“108円台”を明確に突破、一時“108.622円”へと上値を伸ばしています。

一方で「詳細は今後詰め、11月のAPEC首脳会議で署名」というスケジュール感を考えると、現時点では「あくまで第1段階の合意」といわざるを得ないところがあります。
このため今後も“紆余曲折”の懸念が頭をよぎり、“上値追い一辺倒”といった商状になっていないのが実状です。

こうした中、今週の注目は「EU首脳会議(17-18日)」ということになります。
現在は“緩和”していますが、“結果を見るまでわからない”といった類の話となるだけに、こちらもまだまだ“紆余曲折”が想定され、これがドル円にも波及しそうな印象があります。

次なる上値メドとしては、“200日移動平均線(本日は109.063円)”が上げられます。
「ここを突破できるか?否か?」が先行きを占う上で大きなポイントになると見られますが、しかし前記したように“紆余曲折”が想定されるだけに、現時点では“方向感は定まらない”と見るのが自然ということになります。
それでも「中国追加関税(2500億ドル相当)が回避」という事実を考えれば、そう簡単に“悲観”へ再傾斜するとも思えないところです。

米中懸念緩和に伴う反発は「自ずと限界あり」となる可能性があり、また目先は「上値が重い」がより鮮明となる展開も想定せざるを得ませんが、それでも「堅調推移は続く」と見て、次なる材料を見極めたいところです。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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