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今週の為替相場、武市はこう見る

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今週の為替相場、武市はこう見る [2020年04月06日(月)]

2020年04月06日

期・年度が替わったことで、マーケットテーマは「現金化に伴うドル需要」から、再び「新型コロナウイルスの感染拡大」へと移りました。
“3/24高値(111.710円)”を機に、ドル円は反落に転じています。
一方で“4/1安値(106.921円)”では下げ渋り、本稿執筆時には“109円ライン”付近での揉み合いとなっています。
主に「(原油主導の)センチメント改善(リスク選好姿勢)」と見られますが、『日本も緊急事態宣言は避けられない』との報から来る「日本売り→円安」も否めないところです。

ただし「緊急事態宣言」に関しては、諸外国のロックダウン(都市封鎖)とは“性質が異なる”面を持ち合わせています。
“強制力を伴わない”という点を踏まえれば、単純に「日本売り→円安」となるかは微妙といわざるを得ません。
また「センチメント改善」にしても、肝心のOPECプラスは“先送り”とされています。
まだ望みが潰えたわけではありませんが、単純に「リスク選好」を囃すのは…?

「新型コロナウイルスの感染拡大」は留まるところを知らず、「急激な米経済悪化」を示す経済指標も相次いでいますが、その割にマーケットは落ち着きを見せつつあります。
このため目先は「どこまで巻き戻しが進行するか?」と見られますが、まだ「状況が変わった」というわけではない…。

「一皮剥けた」印象があるだけに、一時の「悲観論一色」からは脱却したと見てもよさそうに思います。
ただそれで「楽観に傾斜」するというのは早計…。
前記「新型コロナウイルスの感染拡大」「原油」「米企業決算」の動向を睨みつつ、「どこまで巻き戻しが進行するか?」を今週のポイントと考えながらも、「警戒度を下げるには至らない」との認識は頭の片隅に残しておきたいところです。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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