FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

今週の為替相場、武市はこう見る

最新の記事

今週の為替相場、武市はこう見る [2020年08月11日(火)]

2020年08月11日

注目の米雇用統計は、事前予想を上回る“好内容(NFP:+176.3万人/失業率:10.2%)”となりました。
さらに週末には「(失業給付の上乗せを含む)景気対策の大統領令」にトランプ大統領が署名したこともあり、「米景況悲観論」は緩みました。

一方で「(香港を巡る)米中懸念」は“さらに激化(双方が制裁合戦に突入)”している印象があるなど、「一定のリスク回避ニーズ」は残存しています。
このため“106.197円”へと一時上値を伸ばしたドル円ですが、“上値の重さ”も相変わらずであり、現在は“106円ライン”を挟んで膠着しています。

「経済イベント」をこなしたことで、今週のポイントは「米景況悲観論の緩和(ドル買い戻し) VS 米中対立激化(リスク回避の円買い)」になると見るのが自然です。
取り敢えず「大統領令」にて“事態収拾”を図ったことを考えれば、目先は「前者(米景況悲観論の緩和)」が上回る”という可能性が高そうにも思います。

ただ歳出の決定権を持つのは、大統領ではなく米議会ですが、その米議会はまだ“揉めている”のが実状となります。
さらに今回の「大統領令」を“議会軽視”と捉える向きが少なからず存在しているため、『民主党は提訴に動く』との物騒な見方まで見え隠れしています。
そうなると「メキシコ国境との壁を巡る混乱(昨年2月~6月)」といった悪夢も、蘇ろうかといった事態にもなりかねません。

「サマーバケーション」ということで、今週は「流動性低下」が想定されています。
さらに「米中対立激化(報復合戦)」の最中、15日には「米中貿易合意の第1段階検証」も行われます。
「前者(米景況悲観論の緩和)」が目先は上回りそうな気配が漂ってはいますが、まだ「一筋縄ではいかない」と見るのが妥当かもしれません。
テクニカル的な節目となる“8/3高値(106.467円)”を、明確に突破するまでは…。

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

このページの先頭へ

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > 今週の為替相場、武市はこう見る > 今週の為替相場、武市はこう見る [2020年08月11日(火)]