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今週の為替相場、武市はこう見る

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今週の為替相場、武市はこう見る [2020年10月19日(月)]

2020年10月19日

「英-EUの通商協議(いわゆるBrexit交渉)」「新型コロナ感染再拡大」「米追加経済対策」…。
いくつもの要因にてセンチメントは“揺れ動いた”ものの、いずれもが“決め手に欠く”ものでした。
このため“方向感定まらず”は続いており、“膠着”は継続しています。
特に「綱引き(ドル⇔円)」が変わらないドル円はこの傾向が強く、“105円前半~半ば”を中心とする“極端に動意が乏しい”1週間となりました。

「次なる材料(テーマ)」を待っている状況ですが、それが飛び出さない(定まらない)とあっては、“極端に動意が乏しい”も頷けるところです。
しかし「英-EUの通商協議」は“先が見通せない”ものの、期限(15日)を経たことで“山場を越した”との印象が見え隠れしています。
「新型コロナ感染再拡大」はさらに“先が見通せない”類の懸念ですが、ある程度は“織り込み済”との見方も存在します。
さらに今週は「米追加経済対策」に“一応のケリがつく(大統領選前成立のためには一両日が山場)”と見られるだけに、不透明要素の一つ剥落することになります。
そうなると、すでに3週間を切った「米大統領選」にテーマが向かいやすいと見るのが自然であり、週末(日本時間23日)には「TV討論会」も予定されています。

「綱引き(ドル⇔円)」となっているドル円には“どう転んでも動かない”といった意識が立ちやすいのは事実です。
それでも「新型コロナ感染再拡大」の主戦場は“欧州”であり、対欧州通貨では“ドル買い”になりやすいと見るのが自然です。
それが対円にも“波及”する可能性はゼロではない…?

後は“情勢次第”ということになりますが、少なくとも“極端に動意が乏しい”から脱却する展開については、そろそろ考えておいた方がよさそうに思います。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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