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今週の為替相場、武市はこう見る

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今週の為替相場、武市はこう見る [2021年01月12日(火)]

2021年01月12日

これまで“ドル売り”が静かに進行してきましたが、「トリプルブルー」をキッカケに流れが変わりました。
米10年国債利回りは“1%台”に6日到達し、昨11日には“1.14%台半ば”へとさらに上昇しています。
この影響もあって“金利志向”が幅を利かせており、為替では“ドル売り一服→ドル買い戻し先行”となっています。
こうして“102円半ば(6日当時)”で下値を探っていたドル円は、昨11日には“104.40円水準”へと値を戻しています。

一方で「追加景気対策が遅れる」との見方が、少なからず存在しています。
「トランプ大統領罷免」の動きも見え隠れしているなど、「米議会が混乱」しているからです。
この影響もあって「方向感が定まった」には至っておらず、現時点においては“ドル買い(戻し)”こそ進行するものの、“上値が重い”も並立しているのが実状といえます。

…とはいえ「トリプルブルー→大規模財政支出」への思惑が、現時点のマーケットテーマである事実は変わりません。
このため“ドル売り一服→ドル買い戻し先行”が進行しやすいことに変わりはなく、“ドル売り回帰”となるかは甚だ疑問(微妙?)といわざるを得ないのが実状でもあります。

テクニカル的に見ると、上値メドとなり得るのは“日足・一目均衡表先行スパン上限(104.645円)”と、そして“100日移動平均線(104.721円)”になります。
“その手前(同下限:104.317円)”で現在は押さえられていますが、ここを突破することができれば…?

あくまでも「“104円台”を維持できれば…?」との前提に立っているシナリオですが、14日には「新たな景気回復策発表」とも伝わっています。
「荒唐無稽の願望」ではなく、「可能性のある期待」と考えながら、「神経質な揺れ動き」と引き続き向き合いたいところです。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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