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今週の為替相場、武市はこう見る

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今週の為替相場、武市はこう見る [2021年02月01日(月)]

2021年02月01日

「欧州へのコロナワクチン供給遅れ」「月末絡みのポジション調整」等を背景に、“リスク通貨買い+ドル売り・円売り”はようやく緩みました。
「株安」への傾斜は“リスク回避→ドル買い戻し”を促し、“ドル全面高”へと次第に波及していったからです。
この影響から週央(27日)に“終値ベースで104円台”に上昇すると、週末(29日)には“104.936円”へと駆け上がりました。

一方で「月替わり」したこともあり、“ドル全面高”は本稿執筆時にはすでに緩んだ印象があります。
このため「105円回復」には至っておらず、現在は“やや利益確定売り”が先行しているのが実状といえます。

要因の一つである「月末絡みのポジション調整」が剥落したことを考えれば、目先は「やや利益確定売り先行」を想定せずにはおれないところです。
しかし上値メドと見られた“日足・一目均衡表先行スパン上限(104.307円)”“1/11高値(104.396円)”“100日移動平均線(104.423円)”を次々と突破するなど、テクニカル面では「ドルの強さ」が鮮明になりつつあります。

「米経済指標」が“軒並み悪化”という展開は想定しづらいものの、“軒並み好内容”も同じくらい想定しづらいところがあります。
そうした中、ロックダウンの影響が懸念される欧州では「景気下振れ懸念」が徐々に高まりつつあり、日本では「緊急事態宣言の延長」が取り沙汰されています。
つまり“リスク回避→ドル買い戻し”との思惑は、少なくとも残る…?

まずは「株安の行方」を見極めることになりますが、現時点では「明白な頭打ち(弱気)シグナル」は点灯しておりません。
「方向感定まらず」にはなりやすいものの、「いきなり頭打ち→急反落」となる展開も想定しづらいと考えながら、次なるマーケットテーマを確認したいところです。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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