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今週の為替相場、武市はこう見る

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今週の為替相場、武市はこう見る [2021年03月15日(月)]

2021年03月15日

「リスク選好(株高)」+「金利選好(米長期金利上昇)」を背景に、到頭ドル円は9日には“109.231円”へと駆け上がりました。
その後は“利益確定売り”等が目立ちましたが、“下値の堅さ”も相変わらずといった状況は続けており、先週末には再び“109円台”へ押し戻されて先週の取引を終えています。

一方で今週は「FOMC(16-17日)」「日銀金融政策決定会合(18-19日)」と、主要スケジュールを控えています。
前者は「経済・金利見通し」と「米10年債利回り上昇への警戒感の有無」が、後者は「イールドカーブ・コントロール/上場投資信託(ETF)の手法見直し」がポイントと見られますので、これらがはっきりするまで「様子見ムード」に包まれる可能性は否めない・・・?

ただし前記“9日高値”というのは、“50月移動平均線(109.174円)”のみならず、“2015年6月高値(125.843円)-2020年2月高値(112.219円)を結ぶトレンドライン(109.080円水準)”とも重なる「テクニカル的な要所」です。
つまり超え切れなければ“利益確定売り”が加速しないとも限らない反面、超え切ると
“さらなる上値追い”につながりかねない分水嶺…。

今週の基本は「米国債利回り動向/株価動向」を睨みながら、目先は「様子見ムード」に包まれ、そして両イベントの結果次第で「動意づく」と見るのが自然です。
ただし「テクニカルの要所」に差し掛かっていますので、“仕掛け的な動き”が入らないとも限らない…?
そして明確に超えることがあると、テクニカル的には「上昇シグナル点灯」という格好になることは、しっかりと認識しておきたいところです。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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