FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

今週の為替相場、武市はこう見る

最新の記事

今週の為替相場、武市はこう見る [2021年03月29日(月)]

2021年03月29日

「トルコリラ急落(暴落?)」を背景に、週初こそ“リスク回避姿勢”に振れる場面が見られました。
しかし懸念された“リスク回避→円買い”に発展することはなく、逆にその後は“リスク選好”が目立ちました。

「コロナワクチン接種引き上げ(4月末まで、1億回→2億回)」
「新たな米追加経済対策(インフラ投資含む、3兆ドル規模)」
「米GDPの上方修正(+4.1%→+4.3%)」
「コロナ危機以降最低の米新規失業保険申請件数(68.4万件)」・・・。

「欧州景気後退懸念」を背景に持つユーロ、「住宅高騰抑制策」を重荷とするNZドルといった“ネガティブ要因”に対しても、“金利志向→ドル買い”につながった印象があります。
こうしてNYダウ/S&P500はさらに“史上最高値を更新”、米10年国債利回りも再び“1.68%手前”へと上昇する中、週末(26日)にかけてドル円は“109.842円”へと駆け上がりました。

“心理的な節目(110円)”の前に立ちはだかっているのは、テクニカル的には“先週末高値(109.842円)”と重なる“20/6/5高値(109.846円)”だけです。
このため当該ラインを突破すれば、「110円回復」が見えてくるのと同義といえます。
米国には「米追加経済対策」「コロナワクチン接種」等の追い風が吹いているのに対して、日本には「ルネサスエレクトロニクス火災(経済損失は△7.3%相当との試算あり)」が逆風という、ファンダメンタルズ的な重石も存在しています。
つまり「もう一段のドル先高観」が強まっても、何ら不思議ではありません。

ただ今週は「月跨ぎ/期跨ぎ/年度跨ぎ」となりますので、“特殊なフロー(レパトリエーション等)”が発生する可能性が否めないところです。
さらに週末には「イースター(復活祭)」も控えていますので、“仕掛け的な動き”が発生するかも微妙です。

「放れた方に付いていく」が基本であることに変わりはありませんが、目先は「ポジション調整」を主体に考えるべきかもしれません。
もっともそれで「頭打ち(→反落)」になるとは、まったくといっていいほど考えてはおりませんが…?

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意
パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会