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今週の為替相場、武市はこう見る

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今週の為替相場、武市はこう見る [2021年08月02日(月)]

2021年08月02日

先週は「コロナ感染拡大」や「中国株急落」を背景にして、“リスク回避→円買い”が先行しました。
これにハト派色が強く出た「FOMC」後には、“金利選好→ドル売り”も加わりました。
こうしてドル円には“下押し圧力”がかかり、週末に向けて“109.363円”へと押し下げられました。

一方で「月末のポートフォリオ調整/週末のポジション調整」の影響もあり、その後は“ドル買い戻し”が目立ちました。
「(ユーロ主導の)ドル売りに陰り」が見えたことも大きく、“109.678円”へと押し戻されて先週末の取引を終えています。

「米金利先高観」を背景にした“ドル買い”には一服感が漂っていますが、「日米金利格差」という観点で見れば“ドル買い”は健在という状況下、今週末には「米雇用統計」が予定されています。
『米テーパリングは急がない』理由について、FRB関係者は『労働市場の改善が不十分』との認識を示しています。
このため今週は、前哨戦を含めて「思惑が浮き沈みしやすい」という展開が想定されるところです。
一方で「はっきりするまで動きづらい」と見るのが自然ですので、「方向感を伴う動き」へと発展できるかは微妙(期待薄?)といわざるを得ないところでもあります。

テクニカルを見ると、“100日移動平均線(本日は109.604円)”で下げ渋った格好となりますので、“日足・一目均衡表先行スパン下限(同109.295円)”をバックにした“押し目買い”が期待されるところです。
一方で“大台”を突破しても、すぐさま“同上限(110.125円)”が待ち構えるという形状は、“さらなる上値追い”は意識しづらいと見るのが妥当です。
つまり“揺れ動き”はすれど、“方向感定まる”にはなりにくい…?

あとは結果次第ということになりますが、今週は「次なる材料を見極める週」と見ておくべきかもしれません。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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