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今週の為替相場、武市はこう見る

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今週の為替相場、武市はこう見る [2021年09月13日(月)]

2021年09月13日

「リスクセンチメント」と「金利動向」の狭間で揺れ動いたものの、先週も「方向感が定まる」ことはありませんでした。
このため“上下に揺れ動いた”ものの、“110円ライン”を挟む膠着から抜け出せずにいます。

「(次回FOMCで)テーパリングに関する大きな判断は行われない」との見方が大勢を占めていますので、“金利選好→ドル買い”は緩みがちです。
一方で「FRB要人発言」では“タカ派寄り”がまだ目立っており、先週末などは『年内テーパリング開始&22年前半終了が望ましい(メスター・クリーブランド連銀総裁)』といった発言も見られています。
このため思惑は定まりづらく、様子見に陥りやすくなっているのが実状といえます。

こうした中、今週は「米CPI(14日)/米小売売上高(16日)」が予定されています。
雇用情勢へ移行した印象があるものの、大元にあるのはやはりインフレ動向であることは疑いようがありません。
つまりの結果次第では、「早期の米テーパリング観測」が再燃してもおかしくない…?

米10年債利回りが“1.28-1.38%”で、ドル円が“109.60-110.40円”で膠着している状況を踏まえれば、様子見になりやすいのは事実です。
しかし(次なる動きに向けた)変動エネルギーが溜まっていると見れば、「いつ動き出してもおかしくない」…?
それでいて溜まっているエネルギー量を踏まえれば、「動き出せば速い」と見ることも可能…?

目先は「方向感定まらず(動きづらい)」と見られますが、「いつ動き出してもおかしくない」との認識は、常に頭の片隅に置いておきたいところです。
そして「放れた方向についていく」を想定しつつも、「大きくは崩れない」という前提は崩さないようにしながら、神経質なマーケットと対峙したいところです。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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