FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

今週の為替相場、武市はこう見る

最新の記事

今週の為替相場、武市はこう見る [2022年4月4日(月)]

2022年04月04日

前週に“120円の大台”を突破したドル円は、あれよあれよという間に“125.082円”へと駆け上がりました。
「ウクライナ休戦協議」への思惑から“有事のドル買い”にポジション解消が強いられる中、「日銀指値オペ」をキッカケにした“金利選好→ドル買い+円売り”が加速したからです。
さらに年度末/期末を見越した「実需フロー」が後押し、投機筋の「仕掛け的な動き」も加わったことが、“ストップロス”を絡めた上昇につながったと見られるところです。
流石にその後は“上値達成感”と共に、“早すぎる上昇スピード”を調整する動きにて“121.273円”へと押し戻されましたが、それでも“下値の堅さ”は相変わらずの状況といえそうです。

先週末の「米雇用統計」は、「非農業部門雇用者数(+43.1万人)」が予想を下回ったものの、「失業率(3.6%)」「平均時給(前年比+5.6%)」は上回りました。
概ね“好内容”といえる結果であり、『米5月0.50%利上げを追認』、少なくとも『金融政策の修正を促す内容ではない』との見方が大勢を占めています。

「日銀指値オペ」は一旦終了したものの、『4-6月期の国債買入オペ増額』を発表していることを考えると、「日米金融当局の立ち位置の違い」は鮮明といわざるを得ません。
そうなると“ドル買い+円売り”には安心感が台頭しやすく、少なくとも“高水準で維持される”と見るのが妥当ということになります。

押し戻すには“相応のネガティブ”が必要と見られますが、「逆イールド(米景気後退懸念)」は利上げが始まって間なしということを踏まえれば、どこまで影響するかは微妙です。
速すぎるスピードに対する「円安けん制発言」が今後の不透明要素といえますが、それも“黒田シーリング(14/6/5高値:125.843円)”までは出てきづらい…?

「ウクライナ情勢」が不透明であり、また前記「逆イールド」もあって、“上値追い”には慎重姿勢が見られているのは事実です。
それでも“底堅い”展開を想定し、少なくとも“黒田シーリング”までは過度なブレーキはかからないと見ながら、神経質なマーケットと対峙したいところです。

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引、証券取引、および暗号資産CFD取引(暗号資産関連店頭デリバティブ取引)に関するご注意


【パートナーズFXおよびパートナーズFXnano】
パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。
パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。
取引手数料は無料です。なお、外貨両替については1通貨あたり0.20円、受渡取引については1通貨あたり0.10円の手数料をいただきます。

【CFD-Metals】
CFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。
CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。

【証券】
国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

【暗号資産CFD】
暗号資産は法定通貨(本邦通貨又は外国通貨)ではなく、特定の者によりその価値を保証されているものではありません。暗号資産は、代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り代価の弁済に使用することができます。
暗号資産CFDは、取引時の価格の変動により、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。
暗号資産CFDの取引に必要な証拠金は、取引の額の50%以上の額で、証拠金の約2倍までの取引が可能です。
取引にあたり、営業日をまたいで建玉を保有した場合にはレバレッジ手数料が発生します。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会 一般社団法人日本暗号資産取引業協会

このページの先頭へ

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > 今週の為替相場、武市はこう見る > 今週の為替相場、武市はこう見る [2022年4月4日(月)]