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今週の為替相場、武市はこう見る

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今週の為替相場、武市はこう見る [2022年4月18日(月)]

2022年04月18日

「インフレ抑制」「早期の金融政策正常化」との発言がFRB関係者から相次ぐ中、黒田日銀総裁は「強力な金融緩和を粘り強く継続」とのスタンスを改めて示しました。
このため「日米金融当局の立ち位置の違い」は如何ともしがく、ドル円はさらに“上方ブレイク”するに至っています。
11日に“3/28高値(125.082円)”を突破すると、13日には“黒田シーリング(15/6/5高値:125.843円)”をも突破し、そして週明けの本日には“126.787円”まで駆け上がっています。

次のポイントとなるのは日銀会合(27-28日)ですが、黒田総裁等の発言を踏まえれば「(少なくとも)次回会合での緩和縮小はない」と見るのが自然です。
一方でFOMC(5月3-4日)に関しては「利上げは既定路線」であり、それも「0.50%利上げが基本路線」となりつつあります。
このため「日米金利差拡大」への思惑が急速に和らぐ可能性は低く、“ドル買い+円売り”には安心感がついて回ると見るのが妥当ということになります。

今週末には「米ブラックアウト期間」に突入しますので、その前に「さらに踏み込んだ発言(地ならし)」が行われる可能性も否めません。
一方でウクライナ情勢を踏まえた「資源価格高騰」は、「本邦経常収支悪化」との見方を後押しするには十分すぎる材料といえます。

さらに“早過ぎる上昇スピード”が過熱感を醸し出してはいますが、それを押し止める材料が乏しい(皆無?)といってもおかしくない状況でもあります。
「上げ続ける相場はない」「ポジション調整は入って然るべし」とはいうものの、現在の“126円台”そして“127円台”というのは、テクニカル的には「空白地帯」とされるところでもあります。
“130円台”を囃すのはまだ尚早でしょうが、抵抗ラインがズラッと並ぶ“128円台”に向けた一段高は、「あって然るべし」と見ておくべきかもしれませんね。

《12:10》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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