FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

YEN蔵の外国為替見聞録

最新の記事

リスクオフの流れで新興国通貨は弱含み

2021年07月09日

新興国通貨 四本値 フィボナッチリトレースメント ピボットポイント

【トルコ中銀の動きに注目】

以前からエルドアン大統領は景気刺激のために利下げが必要で、それは7~8月ごろと6月の時点では述べていました。そして来週14日にはトルコ中央銀行の金融政策の発表があります。
トルコは経済活動の規制緩和で経済がやや持ち直しています。7月1日に発表された6月の製造業景気指数は51.3と前月の49.3から改善しました。ドルトルコリラは一時8.6306リラまで下落しリラ高となりました。
一方5日に発表された6月の消費者物価指数は前年同月比17.5%と2年ぶりの高水準となりました。食料品の上昇が目立ち、電気料金も15%の引き上げがありました。
7月2日にカブジュオール・トルコ中銀総裁は第4四半期の初めまでにインフレ率は低下すると述べ利下げを示唆しました。今回は据え置きが予想されますが、声明等が注目されます。

USD/TRY 日足BIDチャート

先週のドルトルコリラは25日移動平均線がサポートされ緩やかに上昇トレンドが続いています。25日線が位置する8.6320リラ付近がサポートされ8.6320~8.88リラのレンジが想定されます。

TRY/JPY 日足BIDチャート

リラ円も緩やかな下落トレンドが続いています。一目均衡表の雲の下限が12.70円、25日移動平均線が12.76円に位置し、ここがレジスタンスとなり12.50~12.76円のレンジを予想します。

チャートは日足、一目均衡表、25,50日移動平均線、RSI、MACD、ADX

【南アフリカランドは下落トレンドが継続】

南アフリカはコロナ感染の第3波が広がっており、それに対するロックダウン警戒レベルの引き上げが行われたことが景気の減速懸念と利上げの後ずれ懸念につながっています。
7月1日に発表された製造業PMIは57.4と前月の56.2から上昇しました。

USD/ZAR 日足BIDチャート

ドルランドは6月7日の安値13.3891ランドからのドルの上昇トレンドが続いています。25日、50日移動平均線が位置する14.15ランド付近がサポートとなり14.15~14.50ランドのレンジが続いています。14.50ランドは4月14日に下抜けするまでサポートされていたレベルで中期的に重要なレジスタンスレベルになっています。依然として14.15~14.50ランドのレンジを予想します。

ZAR/JPY 日足BIDチャート

ランド円も8.162円からの下落トレンドが続いています。25日移動平均線が位置する7.8円付近が短期的なレジスタンスになっています7.6円も前回安値で7.6~7.8円のレンジが続いています。7.6円をいずれ試しに行くものと思われます。

チャートは日足、一目均衡表、25,50日移動平均線、RSI、MACD、ADX

【原油価格の下落でペソ売りに】

FOMC受けて20.7392ペソまでドル高ペソ安となりましたが、その後はペソ高の流れとなり一時19.6963ペソまでドル安ペソ高が進みました。
7日発表された6月のメキシコの自動車生産台数は26万3955台となり前年同月比6%増となりました。4か月連続の前年水準を上回りました。世界的に半導体不足が続く中で目岸の生産台数の増加は続いています。

USD/MXN 日足BIDチャート

ドルメキシコペソは一時20.1526ペソまでドル高ペソ安になっています。原油価格の下落とリスクオフの流れを受けてペソ安がやや進んでいます。
6日にWTI原油先物は77ドル付近まで上昇しましたが、8日には71ドル付近まで下落しています。原油価格は8月以降の主要産油国の増産の思惑から下落しています。
20.16ペソ付近に一目均衡表の基準線が位置し、ここが短期的なレジスタンスになっています。原油価格が70ドル付近がサポートされれば19.70~20.16ペソのレンジを想定します。

MXN/JPY 日足BIDチャート

ペソ円は6月24日と7月2日の高値5.619円とダブルトップとなり8日に5.445円まで下落しました。5.464円に一目均衡表の雲の上限5.459円に一目均衡表の基準線が位置し、ここが短期的なサポートとなっています。5.55円付近がレジスタンスとなり5.459円を下抜けした場合は6月21日の安値5.3円付近への下落を予想します。

チャートは日足、一目均衡表、25,50日移動平均線、RSI、MACD、ADX

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 YEN蔵(田代岳)(えんぞう(たしろがく))
    投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。 米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行と外資系銀行にて、20年以上、外国為替ディーラーとして活躍。 為替を中心に株式、債券、商品、仮想通貨と幅広くマーケットをカバーして、分かりやすい解説を行っている。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会