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【8/5(金)21:30発表】米雇用統計、注目すべきポイントは?
2016年08月04日
発表時間は8月5日(金)21:30となります。

米雇用統計(以下、雇用統計)とは?

米雇用統計とは、失業率とNFP(nonfarm payrolls:非農業部門雇用者数)を中心に、製造業就業者数・小売業就業者数・週労働時間・平均時給など10数項目が発表される、為替マーケットで最も注目される経済指標の一つです。

NFPの大きな特徴として事前予想と実際に発表された数値が掛け離れた結果になる事が少なくないことが挙げられます。そのためレートが乱高下し、一瞬の値動きで損失が拡大してしまうこともございますので、建玉をお持ちのお客様におかれましては自動決済(ロスカット)または追加証拠金発生に備えた建玉の調整、前もって逆指値等(※)を設定、あるいは十分に余裕資金をお預けいただく等の対応策を講じていただきますようお願い申し上げます。 ※逆指値は、ティックが飛んだ場合には指定した価格と乖離した価格にて約定する場合があります。

◎今回の雇用統計、マーケットは?
下値窺い優勢でスタートした7月でしたが、ポジティブ・サプライズとなった米6月雇用統計(非農業部門雇用者数:NFPが+28.7万人に急拡大)をキッカケに反発に転じました。その後はいわゆるヘリコプターマネーを含めた「経済対策/日銀追加緩和への期待感」が加わり、107円台へと駆け上っていきました。しかし「9月利上げが示唆されなかったFOMC」で弱気が頭をもたげると、追加緩和(ETF買入を6兆円に拡大)こそ行われたものの「マーケットの期待には届かなかった日銀会合」で急落に転じました。「大きく低下した米GDP速報値(予想:+2.5%、結果:+1.2%)」もネガティブ要因となり、ドル円は再び100円割れが囁かれる状況に陥っています。

またしても“下値懸念が渦巻く”中で迎えることになってしまった米雇用統計。事前予想は「NFP:+18.0万人」「失業率:4.8%」「時間当り平均賃金:+0.2%」となっており、この予想数値からの乖離が焦点になると見られます。前回はポジティブ・サプライズが反発のキッカケになりましたが、仮にネガティブともなれば「9月はおろか年内利上げも疑問⇒100円を割り込みにかかる」といった動きにもつながりかねず、予断を許さないところです。

もっとも直近は円高/ドル安が急速に進行していますので、「下値懸念(期待?)が過剰に膨らんでいる」可能性が拭えません。このため極端に悪い結果でなければ「材料出尽くし⇒買い戻し先行」との期待は残り、先月に続くポジティブ・サプライズともなれば「想定以上に大きな巻き戻し」となる可能性が否めません。“前哨戦”のひとつである7月ADP雇用統計がそう悪くない数値(予想:+17.0万人、結果:+17.9万人)であるだけに、あながち“無謀な期待感”というわけでもなさそうです。決め打ちすることなく、臨機応変な対応が求められる局面といえそうです。

またこのメールが届く頃には結果が出ていないと思いますが、本日(4日)公表される英政策金利もノーマークというわけにはいきそうにありません。「25bp利下げ」はほぼ織り込み済ですが、一部で流れる「資産買い取りプログラムの拡大」は選択肢が多く、織り込み切れていないのが実状です。Brexit決定以降はマーケットの注目を集めやすくなっている感も否めませんので、ポンド主導でドル円等のその他通貨ペアも引っ掻き回した後、米雇用統計を迎えるというケースも十分に想定されるからです。

いずれにしても“無風通過”は想定しづらい状況だけに、準備万端に整えて、発表の時を迎えて欲しいところです。

発表直前レートは、1分足・Bidにおける21:29(22:29)の終値、直後レートは21:30(22:30)の始値です。
騰落幅は発表前の21:00(22:00)からその後の23:59(翌0:59)までの最高値もしくは最安値の差分です。
注:カッコ内は米国冬時間の場合


各種情報の内容については万全を期しておりますが、断定的判断を提供するものではありません。
上記指標結果に、修正があった場合は修正値を記載しています。
これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社は一切責任を負いかねます。  
実際の売買における最終判断はご自身で行ってください。

相場急変時・指標発表時および市場の流動性が低下した場合など、やむをえずスプレッドを拡大させていただく場合がございますが、極力早いタイミングで元の水準に戻すよう努めております。
逆指値の値段設定次第では、スリッページが発生する事が考えられます。

先月の雇用統計結果とレート推移



過去2ヶ月分雇用統計発表時のドル/円高安表(Bid)

失業率結果
(事前予想)
NFP結果
(事前予想)
発表直前・直後の
レート差異
騰落幅
7月8日
6月分
4.9%
(4.7%)
+28.7万人
(+18.0万人)
100.300円
⇒100.863円
(+0.563円)
101.243円(21:30)
⇒99.982円(22:15)
騰落幅:-1.261円
6月3日
5月分
4.7%
(4.9%)
+3.8万人
(+16.0万人)
108.829円
⇒108.288円
(-0.541円)
108.909円(21:05)
⇒106.681円(23:30)
騰落幅:-2.228円

Webセミナーのご案内


〔事前申込不要〕「米雇用統計直前 マネパのお客様はどう考えている?」ミニWebセミナー
開催日時:8月5日(金)20:30~21:00
 雇用統計発表直前の時間に、当社チーフアナリストの武市佳史が司会となって、アンケート形式でお客様に対してお尋ねするセミナーを予定しております。
 なお今回の緊急開催セミナーについては、事前の申込みは不要です。誰でも会員専用サイトからクリックすれば参加できますので、雇用統計前の投資戦略構築にお役立てください。

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