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【9/2(金)21:30発表】米雇用統計、注目すべきポイントは?
2016年09月01日
発表時間は9月2日(金)21:30となります。

米雇用統計(以下、雇用統計)とは?

米雇用統計とは、失業率とNFP(nonfarm payrolls:非農業部門雇用者数)を中心に、製造業就業者数・小売業就業者数・週労働時間・平均時給など10数項目が発表される、為替マーケットで最も注目される経済指標の一つです。

NFPの大きな特徴として事前予想と実際に発表された数値が掛け離れた結果になる事が少なくないことが挙げられます。そのためレートが乱高下し、一瞬の値動きで損失が拡大してしまうこともございますので、建玉をお持ちのお客様におかれましては自動決済(ロスカット)または追加証拠金発生に備えた建玉の調整、前もって逆指値等(※)を設定、あるいは十分に余裕資金をお預けいただく等の対応策を講じていただきますようお願い申し上げます。 ※逆指値は、ティックが飛んだ場合には指定した価格と乖離した価格にて約定する場合があります。

◎今回の雇用統計、マーケットは?
8月5日発表の米7月雇用統計は、非農業部門雇用者数(NFP)が+25.5万人(予想+18.0万人)、加えて前月分も上方修正(+28.7万人⇒+29.2万人)という、「2ヶ月連続のポジティブ・サプライズ」となったものの、その恩恵は長く続きませんでした。7月末に行われた日銀金融政策決定会合での追加緩和措置がマーケットの期待を下回ったことが尾を引き、ドル円は下落基調を辿りました。お盆休み(欧米はサマーバケーション)に伴う流動性低下も重荷となり、幾度となく100円の大台を割り込む場面も見られました。

ところが8月後半になると、様相は一変します。ドルの戻り売りニーズは根強いものの、FRB要人による「早期利上げの可能性示唆」発言が相次いでいきました。そして注目のジャクソンホールにおけるイエレンFRB議長講演でも「この数ヶ月で利上げの論拠が強まった」発言が飛び出し、加えてフィッシャー副議長は「イエレン講演は“9月を含む年内2度の利上げ”を示唆する内容」、「米8月雇用統計はFOMCの決定に影響する」との追い討ち発言をインタビューで発しました。後退していた米年内利上げ観測がにわかに再浮上するに至り、ドル売り/円買いポジションは大きな巻き戻しを強いられていきました。ドル円は月足ベースで長い下髭を伴った陽線を描いて、8月の取引を終えています。

こうしていつになく注目度が高まっている今回の米雇用統計。事前予想は「NFP:+18.0万人」「失業率:4.8%」「時間当たり平均賃金:+0.2%」となっており、まずはこの予想数値との乖離度合いが注目されるところです。前記したフィッシャー副議長発言もありますので、ファーストアクションは“良くも悪くも”素直に反応すると見られます。

仮に「3ヶ月連続のポジティブ・サプライズ」となれば、9月利上げへの思惑がさらに急浮上すると見られます。“前哨戦”のひとつであるADP雇用統計もまずまず(+17.7万人、前月分を+19.4万人に上方修正)ということでマーケットの期待感も維持されていますので、思わぬ円安/ドル高局面を示現する可能性を秘めています。

一方で「ネガティブ・サプライズ」ともなれば、下落圧力は避けられないでしょう。議長・副議長を始めとする複数のFRB要人が「米早期利上げに意欲」を見せてきただけに、それが剥落ともなれば想定以上の反落は覚悟しておかなければならないかもしれません。前2回の米雇用統計が良すぎた印象もありますので、その反動まで入れるとなおさらです。

今回の米雇用統計ではもう一つ、気を付けておかなければならないことがあります。それは週明け9月5日(月)がレイバーデーとなり、今週末から米国は3連休を迎えることです。つまりいつにも増して「週末のポジション調整」が勢いを増す可能性が否定できず、米雇用統計で素直な反応を見せた後、二転三転する動きを見せてもおかしくないということです。

いつも以上に展開の予想がしづらい状況ですが、その分だけ見返りは大きい(収益を上げるチャンスが広がる)…。「事前の決め打ちは禁物」「リスク管理は必須」ではありますが、「リスクばかりに囚わず」「前向きなスタンス」で発表の時を迎えて欲しいところです。

発表直前レートは、1分足・Bidにおける21:29(22:29)の終値、直後レートは21:30(22:30)の始値です。
騰落幅は発表前の21:00(22:00)からその後の23:59(翌0:59)までの最高値もしくは最安値の差分です。
注:カッコ内は米国冬時間の場合


各種情報の内容については万全を期しておりますが、断定的判断を提供するものではありません。
上記指標結果に、修正があった場合は修正値を記載しています。
これらの情報によって生じたいかなる損害についても当社は一切責任を負いかねます。
実際の売買における最終判断はご自身で行ってください。

相場急変時・指標発表時および市場の流動性が低下した場合など、やむをえずスプレッドを拡大させていただく場合がございますが、極力早いタイミングで元の水準に戻すよう努めております。
逆指値の値段設定次第では、スリッページが発生する事が考えられます。

先月の雇用統計結果とレート推移



過去2ヶ月分雇用統計発表時のドル/円高安表(Bid)

失業率結果
(事前予想)
NFP結果
(事前予想)
発表直前・直後の
レート差異
騰落幅
8月5日
7月分
4.9%
(4.8%)
+25.5万人
(+18.0万人)
101.048円
⇒101.418円
(+0.370円)
100.975円(21:29)
⇒102.053円(23:07)
騰落幅:+1.078円
7月8日
6月分
4.9%
(4.7%)
+28.7万人
(+18.0万人)
100.300円
⇒100.863円
(+0.563円)
101.243円(21:30)
⇒99.982円(22:15)
騰落幅:-1.261円

Webセミナーのご案内


〔事前申込不要〕「米雇用統計直前 マネパのお客様はどう考えている?」ミニWebセミナー
開催日時:9月2日(金)20:30~21:00
雇用統計発表直前の時間に、当社チーフアナリストの武市佳史が司会となって、アンケート形式でお客様に対してお尋ねするセミナーを予定しております。
なお今回の緊急開催セミナーについては、事前の申込みは不要です。誰でも会員専用サイトからクリックすれば参加できますので、雇用統計前の投資戦略構築にお役立てください。

> 詳細は、お客様の会員専用サイトにログイン後の「会員向けサービス > セミナー」をご覧ください。

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