IPFSとは、インターネット上でファイルを分散管理する仕組みで、P2P(ピアツーピア)技術を用いてデータを複数のノードに保存するネットワーク。
従来のURLのような「置き場所(ロケーション)」ではなく、「コンテンツのID(コンテンツの内容から作成されるハッシュ値)」でデータを指定する。改ざん耐性が高く、分散管理により効率的な配信が可能。
暗号資産(仮想通貨)分野では、NFTやブロックチェーン関連データの保存に利用され、ひとつのサーバーへの依存を減らす役割を果たす。代表的な利用例は分散型アプリ(DApps)やDeFiプロジェクトでのメタデータ管理。