半減期 半減期とは、暗号資産(仮想通貨)マイニングによって得られる報酬(ブロック報酬)が、一定の期間ごとに半分になる仕組み。
PoW型のブロックチェーン特有のもので、主にビットコインライトコインビットコインキャッシュなど主要な通貨で採用されており、約4年ごとにブロックの生成報酬が半減する。これにより、新たなトークンの供給量が抑えられ、インフレを防ぐ・希少性を高めるなどの効果がある。
半減期は価格やハッシュレートマイナーの活動に影響を与える重要なイベントである。
PoW型でも半減期が設定されていない暗号資産(仮想通貨)もある。ドージコイン(2015年に半減期の採用を廃止)、Monero等の一部の暗号資産(仮想通貨)では、半減期とは別の方法で報酬額を調整している。
また、イーサリアムなど、PoS型のブロックチェーンには半減期という概念は存在せず、報酬額・供給量の調整は別の仕組みで管理される。