マネパの豪ドル特集

豪ドル高と円安重なり急反発で80円台回復、揺れ返しにも注意
- 豪ドル/円 60分足 一目均衡表・MACD分析 -

2021/01/19
マネーパートナーズ

【60分足一目均衡表・MACD分析】

豪ドル円は1月15日早朝高値80.842円と1月8日夕高値80.920円がダブルトップ型となり、1月15日のドル全面高による豪ドル急落により15日深夜に79.722円まで下落して1月11日深夜安値79.995円を割り込み、18日夕刻には79.514円まで一段安となった。米国市場休場でその後は下げ渋って79.50円以上を維持していたが、10時過ぎからユーロやポンドが急伸する中で豪ドル米ドルが反騰、さらにドル円も104円超えへ反騰したために豪ドル円は豪ドル高と円安が重なって昼過ぎには80.302円まで急反発となった。特段の材料は見られないものの、株高を受けてリスク選好感を回復する中でドルストレートではドル安となり、クロス円も積極買いされたために円安感が強まり、ドル円においてはドル安を円安が勝る形で上昇という組み合わせになったのだろうと思う。
ダブルトップ型を形成しての下落であり、下落規模も12月以降においては最大級となったために年初まで続いてきた上昇基調に急ブレーキがかかった可能性も懸念されたが、既に直前の下げ幅に対する半値を解消する反騰となったために、ここを新たな押し目の起点として上昇再開へ進む可能性が浮上したと思う。ただし短期的な反騰にとどまって戻り幅の半値以上を削る反落が発生する場合はもう一段安へと進む可能性も残っていると注意したい。

60分足チャートにおける短期的な騰落リズムでは、1月19日午前からの反騰により18日夕安値を起点とした上昇期に入ったと思われる。高値形成期は15日早朝高値を基準として20日未明から22日朝にかけての間と想定されるが、戻りは短命の可能性もあるので79.80円を割り込む反落が発生する場合は下げ再開を警戒して18日夕安値試しとし、底割れからは新たな下落期入りとして21日午後から25日夕にかけての間への下落を想定する。
60分足の一目均衡表では19日昼への急反発で遅行スパンは好転したが、先行スパン上限が上値を抑えている。先行スパンを突破して続伸に入れば15日早朝高値への揺れ返し上昇へ進む可能性が高まるとみるが、先行スパンから上抜け出せない牛は先行スパン内で調整安に入る可能性、あるいは先行スパンから再び転落して下げ再開に向かう可能性も残っていると注意する。
60分足のMACDは18日夕安値からの下げ渋りでGクロスしていたところから急騰となった。Gクロス中は高値試し優先とするが急騰に対する反動も警戒されるのでMACDの乖離縮小が顕著になる場合は反落注意とする。79.80円以上での推移中は一時的にDクロスしてもその後のGクロスから上昇再開とみるが、79.80円割れからは下げ再開を警戒してDクロス中の安値試し優先とする。

以上を踏まえて当面のポイントを示す。
(1)当初、79.80円を下値支持線、80.50円を上値抵抗線とする。
(2)80円以上での推移か一時的に割り込んでも切り返すうちは上昇余地ありとみる。80.50円前後は戻り売りも出やすいとみるが、80.50円を超える場合は15日早朝高値80.842円に迫る流れとみる。また80円以上を維持しての推移なら20日も高値試しへ向かいやすいとみる。
(3)79.80円割れからは揺れ返しの下落に入るとみて18日夕安値79.514円前後を試すとみる。79.50円台は押し目買いされやすいとみるが、底割れの場合は1月8日夕と1月15日早朝のダブルトップ形成から下落継続となるために下げも厳しくなると警戒して20日以降は79円試しへ下値目途を引き下げる。