今から追いつくBrexit特集2019

ジョンソン氏がトップ ― 英与党党首選(第一回)

2019/06/14
マネーパートナーズ

英国では6月13日にメイ首相の後任の座を巡る第一回保守党党首選議員投票が行われました。
投票結果は以下の通りです。

候補者名 得票数
ジョンソン前外相 114票
ハント外相 43票
ゴーブ環境相 37票
ラーブ前EU離脱担当相 27票
ジャビド内相 23票
ハンコック保健相 20票
スチュワート国際開発相 19票

<以下得票数16票以下のため脱落>

レッドソム前下院院内総務 11票
ハーパー元院内幹事長 10票
マクベイ前雇用・年金相 9票

事前の予想通り強硬離脱派のジョンソン氏が2位以下に大差をつけ、穏健離脱派のハント氏、コーブ氏が続く結果となりました。

合意無き離脱を辞さない姿勢を見せているジョンソン氏は「合意無き離脱は最後の手段であり、望まれるものではない」と発言し以前よりも態度を軟化させていますが、12日に英下院で行われた採決で労働党が提出した「合意なき離脱」を阻止するための動議を賛成298、反対309の反対多数で否決したことが合意無き離脱の現実味をより高めています。

第二回投票は6月18日に行われ、得票数32票以下の候補者が脱落することになります。今回脱落した候補者の票が誰に流れるのか、保守党内の穏健派がどの程度巻き返せるのかが今後のカギとなります。

今後の党首選のスケジュールは以下の通りです。

日時 イベント
6月18日 第二回議員投票
第二回議員投票では得票数32票以下の候補者が脱落します。
※全候補者が33票以上獲得した場合は得票数最下位の者が脱落します。
6月19日~20日 第三、第四回議員投票
第三回以降の議員投票では毎回得票数最下位の候補者が脱落し、候補者を2名に絞るまで行われます。
7月22日~26日 決選投票(次期首相選出)
保守党所属の下院議員による投票を繰り返すことで候補者を2名に絞った後に、全保守党議員による決選投票が行われます。
7月22日から26日までに次期首相(保守党党首)が決まります。