マネパの英ポンド特集

交渉再開報道からのポンド急伸一服、ドル円の戻りも一服でポンド円はジリ安基調
- ポンド/円 60分足 一目均衡表・MACD分析 -

2020/10/23
マネーパートナーズ

【60分足一目均衡表・MACD分析】

ポンド円は21日の英・EUのFTA交渉再開報道からのポンドドル急伸により21日深夜には137.664円まで上昇して9月22日以降の高値である10月10日早朝高値137.773円に迫った。しかしその後は伸びず、23日午後にかけてはジリ安基調での推移となっている。ポンドドルの急伸も21日深夜高値で一服、その後は対ユーロでのドル高のぶり返しもありジリ安基調につかまって23日も安値を切り下げてきている。一方のドル円も21日深夜安値からは急落一服で戻していたが、23日朝高値の後は失速しており、ポンド円はポンドドルのジリ安とドル円の戻り一巡による反落が重なる形で137円割れまで失速しているところだ。
今のところの下落角度は緩やかだが、徐々に下げ足が早まると10月13日夕刻から14日夕刻へ急落した時や、14日深夜へ反騰した後に16日夜へ一段安した時の下落規模に発展しかねない動きとして注意したい。

60分足レベルの短期的な騰落リズムでは、14日夕安値と16日夜安値をダブルボトムとして戻しに入り、21日夜の上昇で19日深夜高値を超えたために21日朝安値を起点として新たな上昇期に入ったが、21日深夜高値からのジリ安基調が続いているため、21日深夜高値を起点とした下落期に入っている印象だ。このため137.30円を超える反騰が見られないうちは下向きとして24日早朝から28日朝にかけての間へ安値試しを続けやすい状況と考える。ただし137.30円超えからは反騰入りとみて来週前半にかけての上昇を想定する。
60分足の一目均衡表では23日午前の下落で遅行スパンが悪化して先行スパンからも転落している。このため上昇再開は先行スパンを上抜き返すところからとし、先行スパンから転落した状況が続くうちは遅行スパン悪化中の安値試し優先と考える。
60分足のMACDは22日昼からのDクロスが続いているのでDクロス中は安値試し優先とする。137.30円を超えないうちは一時的にGクロスしてもその後のDクロスから下げ再開とするが、137.30円超えからは反騰入りとみてGクロス毎の高値試し優先へ切り替える。

以上を踏まえて当面のポイントを示す。
(1)当初、136.00円を下値支持線、137.30円を上値抵抗線とする。
(2)137.30円以下での推移中は一段安警戒とし、136.50円割れからは136円試しを想定する。136円台序盤では買い戻しも入りやすいとみるが、137円以下での推移なら週明けも安値試しを続けやすいとみる。
(3)137円から137.30円手前にかけては戻り売りにつかまりやすいとみるが、137.30円超えからは反騰入りとみて21日深夜高値137.664円超えを目指す上昇を想定する。また137.30円以上での推移なら週明けも高値試しへ向かいやすいとみる。