マネパの英ポンド特集

リスク選好感高まりクロス円は総じて反騰、ポンド高と円安の相乗効果でポンド円も急反騰
- ポンド/円 60分足 一目均衡表・MACD分析 -

2021/01/19
マネーパートナーズ

【60分足一目均衡表・MACD分析】

ポンド/ドルは1月13日夕高値と14日深夜高値1.37097ドルをダブルトップ型として下落に転じ、15日のドル全面高から1.360ドルを割り込み、18日夕刻には1.35199ドルまで一段安となったが、米国市場休場中の18日夜に買い戻され、19日はリスク選好感が強まったとしてユーロ、豪ドル等が上昇する中で1.360ドル超えまで反発してきた。一方でクロス円の全面高によりドル安に勝る円安となってドル円が上昇、ポンド円も18日夕刻安値140.362円から19日昼には141.571円まで急反騰となった。特段のリスク選好的な材料は見られないものの米国休場明けの欧米株指数先物の上昇に触発された印象だ。
ポンド円は1月13日夕高値142.259円に対して14日夕高値142.227円ではわずかに届かずダブルトップ型となり、15日夜の下落で14日未明安値を割り込んで急落となった。下げ幅としても12月21日以降では最大となったが、既に18日夕刻安値までの下げ幅の半値以上を解消する反騰となったことで、18日夕安値を押し目底として上昇基調継続へ進み始めた可能性がある。ただし、短期的な急騰にとどまる可能性もあるので揺れ返しの下落に注意し、戻り幅の半値以上を削る下落が発生する場合は下げ再開を警戒する。

60分足チャートにおける短期的な騰落リズムでは、1月18日夕安値を起点として反騰期に入ったと思われる。14日夕高値を基準として高値形成期は19日夕から21日夕にかけての間とみるが、急反発に対する反動も警戒されるので141円割れから続落に入る場合は下げ再開を警戒して18日夕安値試しを想定する。
60分足の一目均衡表では18日昼の反騰で遅行スパンが好転し、先行スパンを上抜き始めている。このため遅行スパン好転中は高値試し優先とするが、先行スパンへ再び潜り込む場合は下げ再開注意として先行スパン下限を試すとみる。ただし先行スパンからの転落を回避できればその後に先行スパンを上抜き返すところから上昇再開と考える。
60分足のMACDは18日夕刻安値からの下げ渋りでGクロスしてきたが、19日昼への急騰後もGクロスを維持している。MACDの乖離縮小が顕著になる場合は反落注意とするが、141円台を維持するうちは一時的にDクロスしてもその後のGクロスから上昇再開とし、141円割れから続落に入る場合は下げ再開を警戒してDクロス中の安値試し優先とする。

以上を踏まえて当面のポイントを示す。
(1)当初、141.00円を下値支持線、141.75円を上値抵抗線とする。
(2)141円以上での推移中は上昇余地ありとし、141.75円超えからは13日夕高値142.259円を目指すとみる。142円到達では売られやすいとみるが、141.25円以上での推移なら20日も高値試しへ向かいやすいとみる。
(3)141円割れからは下げ再開を警戒し、140.70円前後への下落を想定する。140.70円前後は押し目買いされやすいとみるが、140.70円を割り込んで続落の場合は18日夕安値140.362円試しへ向かう可能性と、底割れからの一段安警戒とする。