ERM

通貨統合非参加国(EU加盟国)の通貨と、ユーロ間の為替相場を一定の変動幅で連動させる制度。為替相場を安定させ、非参加国に通貨統合採択を促進させることを目的とする。ERM参加国は、対ユーロの中心レートが設定され、現在の変動幅は上下15%。15%を超えた場合には自動的に無制限の介入が行われる。1999年1月1日から実施。1979年に設立された欧州通貨制度のERMと区別してERMⅡ、ERM2、新ERMなどと言う事もある。