欧州通貨危機

ポンド危機(1992)」「欧州ソブリン危機(2010)」の双方に用いられる。前者は、英国経済低迷にも関わらず、過大評価されていたポンドに対し、ジョージ・ソロス率いるヘッジ・ファンド(クウォンタム・ファンド)が売り仕掛けたことでポンドを急落させた出来事。後者は、ギリシャの粉飾決算が表面化したことから、ギリシャ国債への債務不履行懸念がユーロ急落につながった出来事。