韓国通貨危機

1997年、財閥系企業の破綻が相次ぎ、金融機関での不良債権の累積が、ウォンの大幅下落につながった。その後はIMFが史上最大規模となる210億ドルの融資を実施し、救済措置をとった。2007年にも世界金融危機を発端に、2008年にかけてウォンが大幅下落した。その後は各国との通貨スワップ協定が結ばれ、また為替介入もあって次第に持ち直した。