マラケシュ協定

1994年の世界貿易機関(WTO)を設立する協定。WTO設立協定をマラケシュ協定と呼ぶこともある。ガット(GATT)においてウルグァイ・ラウンドが1986年に開始、8年にも及ぶ交渉の末、1994年4月、モロッコのマラケシュで最終文書として署名され、終結。1995年1月1日WTOが発足。交渉の結果約束された、各国の鉱工業品・農林水産品の関税率等を記載したものがマラケシュ議定書。