レギュラシオン理論

1970年代、フランスで生まれた経済理論。ケインズとマルクスを批判的に吸収し、経済の安定のためには政府の政策介入だけでなく、労使間、企業間、国際間の合意をもとに各種の制度を作らねばならないという理論。「レギュラシオン=調整」という概念を基礎として、経済社会を分析しようとする。