世界大恐慌

1929~33年に世界中の資本主義諸国を襲った、史上最大規模の恐慌。単に大恐慌とも言う。1929年10月24日の米株式の暴落(暗黒の木曜日)、10月29日の大暴落(悲劇の火曜日)に端を発し、全資本主義諸国に波及した。1929~1932年の間に世界貿易は70.8%減少し、失業者は5,000万人に達した。各国は封鎖的な経済圏を取ったことが、第2次世界大戦の原因にもなった。