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【暗号資産レポート夕版】2024年03月22日

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 利益確定売りに押された後は、緩やかに下げ幅を削っている。ただしその値幅は極めて小さく、あくまでポジション調整の一環と見るのが妥当だろう。それでも懸念していたETFへの資金流入フローに陰りと報じられても、大きく崩れているわけではない。依然として高値警戒感が燻る中、下値もしっかりしている模様だ。

 短期サイクル的には、高止まりの様相を示している。上値の重さは如何ともしがたいものの、60分足・一目均衡表は雲が下値を支えている印象が強い。60分足MACDもすでに0ラインに到達しているだけに、ここからのさらなる下値模索は容易ではないと見るのが妥当だろう。もちろん明確に下抜けるとまた話は変わってくることになり、積極的に買い上がる雰囲気にはなりがたいのが実状でもあるが、現時点では下げ渋りを想定したいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)20日安値9,193,658円を下値支持線、21日高値10,282,238円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線は2日安値をわずかに下回ったに過ぎず、まだ下値メドとして意識されている可能性は高い。それだけに下回ると、オーバーシュートと見たその5日安値8,830,427円へと押し下げられないとも限らない点には注意が必要だ。もっとも往き過ぎ感を除けば主だった下押し要因は見当たらず、その往き過ぎ感は直近の動きにて緩和した印象も強い。冒頭で記した短期サイクルも下値を支えている印象があるだけに、少なくとも値を崩すには相応のネガティブが必要と見るべきだろう。
(3)前記抵抗線は14日以降の下落に対する61.8%戻しとほぼ合致する水準であり、上値メドとして意識されやすい。それだけに上回ると、史上最高値となる14日高値10,907,082円へと押し戻される展開も期待されるところだ。もっともそこから先となると相応のパワーが必要と見るのが妥当と見られる中、高値警戒感は今後もついて回ると見られる。1100万円の大台ラインは目の前であり、ストップロス絡みの上昇につながる可能性はゼロではないが、本日は週末でもある。過度な上値期待は控えておくべきだろう。
《16:20》


【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 動き方はBTCと瓜二つであり、短期サイクルの形状もBTCと大差はない。昨日反落していない分、やや水準が高いようにも感じるが、代表的な暗号資産・BTCに準じた動きと見るのがやはり妥当だろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、20日安値462,303円を下値支持線、13日以降の下落に対する61.8%戻し548,989円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線は、1月25日以降の上昇に対する半値押し461,281円とほぼ合致する水準であり、下値メドとして意識されやすい。それだけに下回ると、同61.8%押しとほぼ重なる2月21日安値429,887円を経て、2月1日安値328,212円を窺わないとも限らない点には注意が必要だろう。もっとも往き過ぎ感を除けば主だった下押し要因は見当たらず、それでいて直近の下落にてその往き過ぎ感は緩和した印象も強い。まだ上値の重さは否めないが、少なくとも崩れるには相応以上のネガティブが必要と見たいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、史上最高値となる13日高値602,572円へ押し戻される展開が期待されるところだ。ただしそこから先となると、相応のパワーが必要と見るのが妥当であり、現時点では容易とはいいがたいのが実状といえる。それだけに上回ると、往きつくところまで…といった意識は再燃しかねないが、緩和したとはいっても高値警戒感は今後もついて回ると見るのが妥当だ。やはり目先に関しては、まだポジション調整主体になりやすいという点を認識しておくべきだろう。
《16:25》


【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 BTCというよりは、よりETHに似た動き方・形状といえる。それだけにBTCと比べても、大差はないのが実状といえる。値が軽いという特性をどのように捉えるかだが、基本的にはETHに準じた動きと見たいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、20日安値11,555円を下値支持線、12日以降の下落に対する61.8%戻し13,946円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、5日安値10,373円へ押し戻される展開が懸念されるところだ。ただしオーバーシュートと当時判断したように、そこから先の下値模索は容易ではないと見るのが妥当だ。直近の下落にて、往き過ぎ感もかなりの部分が緩和した印象は強い。まだ上値の重さは否めないところがあるが、ポジション調整のみで値を崩すのは難しいと見たいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、再び12日高値15,425円を窺う展開が期待されるところだ。さらに上回ると、2023年7月3日16,544円まで主だった上値メドは見当たらず、そこから先となると大台を一つ一つ確認しながらといったフローへの期待も高まろうかといったところだが、資金循環の恩恵はまだ見られないという逆風はそのままだ。決め手に欠く中、出遅れ感は台頭しやすいという利点はあるが、本日は週末でもある。不意な急伸につながる可能性はゼロではないが、過度な上値模索は控えておきたいところだ。
《16:30》


【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 こちらも動き方・形状共に、その他と大差はない。強いていえば、BTCとETHを足して2で割ったようなところだ。値が軽いという特性をどのように捉えるかだが、本日は週末でもある。BTCあるいはETHに準じた動きと見るのが、やはり妥当なところだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、20日安値52,247円を下値支持線、14日高値69,364円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、5日安値49,319円へ押し戻される展開が懸念されるところだ。ただしオーバーシュートと当時判断したように、そこから先は容易ではないと見るのが現時点では妥当でもある。さらに直近の下落にて、往き過ぎ感はかなりの部分が緩和した印象も強い。まだ上値の重さを引きずっている印象は強いが、崩れるには力不足、少なくとも2月26日安値41,014円を窺うには相応以上のネガティブが必要と見るべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、3日高値78,455円へと押し戻される展開が期待されるところだ。さらに上回ると、8万円/9万円といった節目くらいしか上値メドは見当たらず、2021年5月につけた178,207円を窺いにかからないとも限らない点には注意が必要だ。もっともそれはさすがに先の長い話と見られるだけに、過剰期待といわざるを得ない。さらに資金循環の恩恵がまだ見られていない以上、決め手に欠く状況でもある。それだけに出遅れ感は台頭しやすいといえるが、本日は週末でもある。本日に関しては、過度な上値模索は控えておきたいところだ。
《16:40》

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