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【暗号資産レポート夕版】2024年03月28日

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 利益確定売りと見られる動きにて下押したものの、本稿執筆時にかけては緩やかに値を戻している。ただし昨日高値には届いておらず、この動きに関してもポジション調整の一環と見るのが妥当だろう。

 それでも短期サイクル的には、もう一段の上値模索が期待される形状といえそうだ。まず60分足MACDは0ラインをやや下回る水準にてMACDシグナルと交差しており、緩やかに舳先を上方向に向けつつある。まだ0ラインを突破してはいないが、超えてくると加速しかねないだけに注意が必要だ。一方で60分足・一目均衡表では雲下限に下値を支えられた後の反発となっている。そしてその歩みは鈍いものの、雲上限に接しつつある。もちろん押し戻される可能性はゼロではないが、超え切ると勢いづく展開も期待されることを考えれば、やはり後者への思惑を優先させたいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)20日以上の上昇に対する半値押し10,017,213円を下値支持線、14日高値10,907,082円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線は大台とほぼ重なる水準であり、下値メドとして意識されやすい。このため明確に下回るまでは、上方向を志向する。ただしそこまでであればポジション調整のみで押す可能性があるということは、頭の片隅に残しておきたいところだ。さらに下回ると、同61.8%押し9,822,854円を経て、20日安値9,193,658円へと押し戻されてもおかしくないことになるが、ただ当該水準はいわゆるネックラインとされる水準でもある。ポジション調整は入ってしかるべしとは見るものの、往き過ぎ感を除けば主だった下押し要因が見当たらないだけに、自ずと下値は限定されると見たいところだ。
(3)前記抵抗線は史上最高値となるだけに、更新には相応のパワーが必要と見るのが妥当だろう。このため上回るのは容易とはいいがたいが、それだけに上回るようなことがあると、またぞろ往きつくところまで…といった意識に傾斜しないとも限らない。ただし高値警戒感はこれからもついて回ると見られる中、上昇と共にさらに増す可能性も高い。1100万円の大台ラインは目の前であり、ストップロス絡みの上昇へとつながる可能性もゼロとはいえないが、過度な上値期待に関してもやはり控えておくのが無難といえよう。
《16:30》


【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 本日も動き方はBTCと瓜二つといえる。ただ短期サイクルから受け取るニュアンスは、やや異なるのが実状といえる。…というのは、60分足MACDはほぼ同じも、60分足・一目均衡表が一時雲下に顔を覗かせ、再び雲内に押し戻されたものの、まだ雲上限には達していないからだ。ETH単独の動意は想定しづらく、基本的にはBTCに準じた動きと見たいところだが、現時点での勢いはBTCよりは劣ると見ておくべきだろう。それだけに出遅れ気味ともいえるが…。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、20日以降の上昇に対する半値押し508,959円を下値支持線、13日高値602,572円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、大台とほぼ重なる同61.8%押し497,948円を経て、20日安値462,303円へと押し戻される展開が懸念されるところだ。さらに下回ると、2月21日安値429,887円を経て、2月1日安値328,212円に向けて窺わないとも限らないが、そのためには日足・一目均衡表の雲を割り込むという大きなハードルが待ち構えている。それでいて往き過ぎ感を除けば、主だった下押し要因は見当たらないのが実状でもある。ポジション調整は入ってしかるべしとは見るが、少なくとも崩れるには相応以上のネガティブが新たに必要と見たいところだ。もっとも前記支持線までであれば、ポジション調整のみで押す可能性はゼロではないが…。
(3)前記抵抗線は史上最高値となるだけに、更新には相応のパワーが必要と見るのが妥当だ。このため現時点での更新は容易とはいいがたいが、それだけに上回ると往きつくところまで…といった意識が再燃しかねない点には注意が必要だ。ただし高値警戒感はこれからもついて回ることになり、上昇とともにその勢いはさらに増すとも見られている。ストップロス絡みの上昇につながる可能性はゼロではないものの、過度な上値期待はやはり控えておきたいところだ。特に本日はイースター休暇を控えた実質的な週末に当たるだけに…。
《16:40》


【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 本日も形状が異なるのが、このLTCだ。BTC等が緩やかに下落→巻き戻しであるのに対して、こちらは一昨日に急伸→昨日は上値の重さが目立つといった形状となっているからだ。

 ただそれだけに、短期サイクル的にはもっとも下値がしっかりしているように見える。まず60分足MACDは0ライン付近での横ばいとなっており、過熱感はほとんど見られていない。それでいて60分足・一目均衡表はその雲から上放れ→上値の重さから下押しも、その雲に支えられている印象が強い。LTC単独の動意は想定しづらく、基本的にはBTCに準じた動きと見るのが妥当だが、短期サイクル的に最も期待できるのは、本日はこのLTCといえそうだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、20日以降の上昇に対する半値押し13,234円を下値支持線、12日高値15,425円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回るまで、上方向を志向する。ただし下回ると、同61.8%押し12,837円を経て、その20日安値11,555円へと押し戻される展開が懸念されるところだ。もっともオーバーシュートと判断した5日安値10,373円を窺うには、日足・一目均衡表の雲を下回るという大きなハードルが待ち構えている。さらに前記短期サイクルで記したように、過熱感がそれほど目立っていない。中期的な観点ではいつポジション調整が入ってもおかしくないところだが、短期的には下値はしっかり、少なくとも値を崩すのは難しいと見ておきたいところだ。ただし前記支持線までであれば、ポジション調整のみで押す可能性は残しているが…。
(3)前記抵抗線を上回ると、いよいよ2023年7月3日16,544円まで主だった上値メドは見当たらないことになる。このためそこから先は大台を一つ一つ確認しながらといったフローへの発展が期待されることになるが、直近の上昇は代表的な暗号資産であるBTC以上というのが実状だ。値が軽いという特性はあるものの、利益確定売りから押す局面では逆風にもさらされやすいともいえる。そう簡単に崩れるとは思わないが、一旦のポジション調整は入ってしかるべしとの認識は、やはりリスクとして頭の片隅に残しておきたいところだ。
《16:55》


【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 短期サイクル的に最も強く見えるのが、出遅れ感のあったこのBCHだ。前日のLTC急上昇を彷彿させる急伸を見せており、その後は高止まりではあるが、本稿執筆時はさらに上値を模索しつつあるようにも見える。

 ただそれだけに、短期サイクル的にはBTC等よりも過熱感は否めないところだ。特に60分足MACDは0ラインと乖離した下回る水準でMACDシグナルと交差し、緩やかながらも舳先を下方向に向けつつある。そうなると明確に上放れた60分足・一目均衡表にしても、その雲との乖離が意識されてもおかしくないところだ。値が軽いという特性を持っているだけに、もう一段上値を模索しないとも限らないが、すでに昨日急伸しているということは割り引いて考える必要があろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)20日以降の上昇に対する半値押し68,923円を下値支持線、9万円の大台を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回るまで、上方向を志向する。ただし下回ると、同61.8%押し64,987円を経て、20日安値52,247円へと押し戻される展開が懸念されるところだ。さらに下回ると、オーバーシュートと判断した5日安値49,319円へと押し戻されないとも限らないが、そのためには日足・一目均衡表の雲を下回るという大きなハードルが待ち構えている。直近の上昇度合いを踏まえればいつポジション調整が入らないとも限らないが、逆にいえばそれくらいしか下押す材料が見当たらないというのが実状でもある。前記支持線までであればポジション調整のみで値を落とす可能性は否めないところではあるが、それでも自ずと下値は限定されると見たいところだ。
(3)3日高値を突破、ストップロスを絡めて8万円の大台も超えたことで、前記抵抗線まで上値メドは切り上げざるを得ない。そしてさらに上回ると、11万円/12万円と大台を一つ一つ確認しながら、2021年5月につけた178,207円を窺いにかからないとも限らない点には注意が必要といえる。ただそれはさすがに先の長い話と見るのが妥当であるだけに、現時点では過剰期待と見るのが妥当だろう。値が軽いという特性を持っている分、ストップロスを絡めた動きは目立ちがちであり、まだ上値期待は残存するとも見るが、前日にすでに急伸しているという点はやはり割り引いて考えておく必要があろう。
《17:05》

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