株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2024年03月28日

ゴールド60分足分析 2024年03月28日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 続伸の後、高値圏で膠着していたが、東京タイム中盤に再び上値を模索し出した。米10年債利回りは上昇しているが、再びゴールドは2200ドルの大台に達する場面が見られている。もっとも明確に上抜けるには至っておらず、まだ上値の重さを引きずっているのが実状といえる。

 ただ短期サイクル的には、再び押し戻されてもおかしくない形状に見える。60分足MACDは0ラインと乖離した水準にて、MACDシグナルと絡み合っている。まだ舳先を下方向に向けたわけではないが、上値余地は限られると考えるのが自然だ。そうなると雲を上回り続けている60分足・一目均衡表でも、いつポジション調整的な売り圧力がかかってもおかしくないところだ。まだ頭打ちが確認されたわけではないが、心理的な節目である2200ドルの大台に接しており、さらにイースター休暇を控えたスケジュール感でもある。まだ方向感的には上方向とは見るが、目先は上値の重さを意識したいところだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)22日安値2156.5ドルを下値支持線、本稿執筆時までの本日高値2200.4ドルを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、18日安値2145.3ドルへと押し戻される展開が想定されるところだ。ただしその18日安値はいわゆるネックラインとしての意味を持っており、下回るのは容易とはいいがたいのが実状だ。さらに下回ると、2月14日以降の上昇に対する38.2%押し2124.4ドルを経て、2100ドルの大台を窺わないとも限らないが、ポジション調整のみでは難しいと見るのが妥当でもある。少なくとも頭打ちから下放れるには、かなりのネガティブが新たに必要と見るべきだろう。
(3)前記抵抗線は大台と重なるのみならず、26日高値ともほぼ面合わせとなる。このため上値メドとして意識されやすい。それだけに上回ると、史上最高値となる21日高値2211.7ドルを窺っても何ら不思議ではないことになる。さらに上回るようなことがあると、往きつくところまで…といった機運が再び高まりかねないが、高値警戒感が蓄積され続けている中、本日はイースター休暇を控えて実質的な週末に当たる。頭打ち→反落と見るのは早計であり、また崩れるようにも見えないが、少なくとも上値模索に関しても新たな後押しが欲しいところだろう。
(15:55)

シルバー60分足分析 2024年03月28日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 緩やかな買い戻しが続いている。まだ下げ止まり→反発が確認されたわけではないが、少なくとも下げ渋りが目立っているのは事実といえよう。

 ただ短期サイクル的には、微妙なところに差し掛かりつつある。まず60分足・一目均衡表では雲上に顔を覗かせており、もう一段の反発が期待されるところだ。ただ60分足MACDは0ラインを上回る水準でMACDシグナルと絡み合いつつあり、いつ反落に転じてもおかしくない形状にも見える。2023年12月4日高値に達したことに伴う利益確定売りは一服した印象が強く、もう一段の反発に転じても何ら不思議ではないところだが、まだ上値の重さを引きずっている点は、頭の片隅に残しておきたいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは
(1)27日安値24.304ドルを下値支持線、21日高値以降の下落に対する半値戻し25.037ドルを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、大台のみならず、2月28日以降の上昇に対する半値押しともほぼ合致する12日安値23.998ドルへと押し戻されてもおかしくないところだ。さらに下回ると、同61.8%押し23.601ドルを経て、23ドルの大台/2月28日安値22.266ドルに向けて動き出さないとも限らないが、そのためには日足・一目均衡表の雲を下抜けるという大きなハードルが待ち構えている。イースター休暇を控えてポジション調整が入りやすいという点を踏まえれば、仮に下値追い継続になったとしても、自ずと下値は限定されよう。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し25.208ドルを経て、21日高値25.763ドルへと押し戻される展開が期待されるところだ。さらに上回ると、26ドルの大台/2023年5月5日高値26.118ドルは目前という状況となるだけに、往きつくところまで…といった思惑に回帰する可能性も意識されるところだ。もっとも冒頭で記したように、まだ下げ止まりを確認できたわけではない。それでいて高値警戒感は払拭されたとはいいがたく、まだ引きずっている可能性が高い。頭打ち→反落と見るのは早計ではあるが、それで底打ち→反発と見るのもやはり早計と見ておきたいところだ。特に実質的な週末となる、本日に関しては…。
(16:05)

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