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ウクライナ情勢に伴う相場急変動にご注意ください

公開日:2022年02月14日

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昨今報道されておりますように、ウクライナ国境周辺でのロシア軍増強を巡り、米欧諸国は自国民に退避を求めるなど、ウクライナ情勢は日増しに緊張が高まっております。

ロシアによるウクライナ侵攻への警戒感から、外国為替市場や株式市場においては、リスク回避的な動きが強まり不安定な相場状況が続いています。また、今後の動向次第ではマーケットが大きく変動する可能性がございます。

この度は、緊迫が続くウクライナ情勢について、当社チーフアナリスト武市佳史によるレポートを以下に掲載いたしますので、ご一読頂ければ幸いです。

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12日に行われた米・ロならびに仏・ロの首脳会談(電話)で具体的な成果が見られることはなく、米政府は「北京オリンピック開催中のウクライナ侵攻」について警告を発しました。

『ロシアのウクライナ侵攻、いつ起きてもおかしくない』
『ウクライナ在住の米国人に48時間以内の退避勧告』

サリバン米大統領補佐官のこの発言は、ウクライナを巡る懸念を増幅させるには十分な材料でした。“リスク回避姿勢”へとマーケットを大きく傾斜し、NYダウは“2日で1000ドル超”の下落を見せるのみならず、日経平均も“700円超”の下落を演じています。

オリンピックは「平和の祭典」とされますので、その開催中の侵攻には“懐疑的”との見方があるのは事実です。しかしながら「グルジア紛争(南オセチア紛争・2008年8月)」が勃発したのは、“北京オリンピック(夏季)の開催前日”でした。つまり“開催期間中には戦闘が行われていた”という事実が存在しています。また「クリミア併合(2014年3月)」のイザコザが発生したのも、オリンピックではないものの、“ソチ・パラリンピックの開催中”という経緯があります。つまり「平和の祭典」のみを背景にして“侵攻はない”といい切ることは、やはり難しいということになります。

「米金融正常化加速」への思惑もあり、マーケットでは“ドル買い”“円売り”ポジションが溜まっています。そしてリスク回避時において発生しやすいのは、“ドル売り戻し”よりも“円買い戻し”がより大きな影響を受けるというのが常です。さらに地理的な近さという観点からは、“ユーロ売り”が持ち込まれてもおかしくありません。そうなると流動性の乏しい通貨はひとたまりもない・・・?

「侵攻回避」に向けて、世界中が懸命に動き出している事実があります。また在ウクライナの中国大使館は「中国民への退避勧告」を出していませんので、決めつけることもできません。しかし「いざ侵攻が起こった」という場合には、少なからず(かなり大きな?)衝撃をマーケットに与える点については、細心の注意をもって警戒しておく必要がありそうです。

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お客様におかれましては、このような情勢において発生しうる急激な相場変動に備えて、下記の対応をご検討いただきますようお願い申し上げます。

【急激な相場変動に備えた事前の対応】
①ポジションの決済による建玉必要証拠金の減少
②指値/逆指値注文など予約注文の発注
③クイック入金など、ご入金による資金の増加

指値/逆指値注文とは?

指値/逆指値注文とは、「レートが○○になったら利食い/損切りする 」など取引するレートを事前に指定する注文です。急激な相場変動が起きた際に、損失を抑えるだけでなく、瞬間的な値動きを逃さずに取引できる非常に便利な注文方法です。
また、指値/逆指値注文なら、チャートやレートをずっと見ている必要がないため、相場を見る時間があまりないという方にもおすすめです。

指値/逆指値注文の詳細はこちら>>

クイック入金とは?

クイック入金とは、土日祝日を含め24時間いつでも(メンテナンス時間を除く)、お客様の取引口座に即時入金できる、便利なサービスです。また、振込手数料が無料(当社負担)ですので、取引コストを重視するお客様にもおすすめです。

クイック入金の詳細はこちら>>

*クイック入金の手続き終了時には、必ず「加盟店に戻る」「ショップに戻る」等を押してください。「ブラウザの×ボタン」等の不備がありますと、入金の即時反映ができませんので、ご注意ください。

急激な相場変動が発生した場合でも、当社としましては可能な限り安定したレートを配信するよう努力いたす所存です。

しかしながらやむを得ない場合においては、一時的なスプレッド拡大、一時的なレート配信停止、あるいは一部通貨ペアの新規取引制限等を行う可能性があることもご承知おきいただきますよう、重ねてお願い申し上げます。



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