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HyperSpeed NEXT トレール注文・時限成行注文の便利な使い方

HyperSpeed NEXT に新たな注文が加わりました。
新たな注文「トレール注文」と「時限成行注文」の便利な使い方をご紹介します。

トレール注文

為替相場は眠らない

為替相場は24時間動いています。
しかし当然ながら、私たちは24時間レートを見続けることはできません。

日中はお仕事があるのでレートを見ることができない。家事やお買物の時間にレートを見ることができない。飲み会があるので、その間はレートを見ることができない。もちろん眠っている間はレートを見ることができない。

皆様このような状況ではどうされていますか?
特に、ポジションを持っているとき、レートが見られない時間帯はどうしたらいいでしょうか。

1、放置する ⇒ 相場が急変動してしまった時のリスクが高い。2、今、決済する ⇒ リスクは少ないが、その後の利益が取れない可能性がある

ということで、逆指値やOCOを出しておくのがリスク管理上は有効です。

しかし、逆指値やOCOにもデメリットがあります。
例えば、買のポジションを持っていたとしましょう。
逆指値を出していた場合、一旦は値上がりしたけれども、その後値下がりし、逆指値にヒットしてしまったという経験はありませんか。

値上がりした時に決済できていればもっと利益があがったのに

また、OCOの場合には、指値のレートまで上がったら決済となりますが、その後も引き続き値上がりして

結果的に早く決済してしまった、もったいなかった

なんてことも。

このようなケースで威力を発揮するのがトレール注文です

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トレール注文とは

「トレール」とは、「追跡」という意味です。トレール注文とは、レートの上昇・下落を追跡して、自動的に決済注文価格が変動する決済専用の注文方法です。相場が有利な方向(利益が増加または損失が減少する方向)に動いた場合には、決済価格も相場を追跡して有利な価格に変更されます。相場が不利な方向(利益が減少または損失が増加する方向)に動いた場合には、変動せず最後に変更された価格に留まります。トレール注文では、この相場に追随する値幅(トレール幅)を設定して注文します。

例えば、買のポジションを持っているときに「トレール幅=50銭(pips)」でトレール注文を出したとします。
レートが上昇(有利方向に変動)した場合は、決済価格も現在レートから50銭の幅を保って一緒に上昇していきます。レートが下落(不利方向へ変動)した場合は、決済価格は変わりません。レートが有利に動く限りその利益を追っていくことができ、一番有利になったレートから50銭下回ったところで決済することが可能なのです。

買建玉にトレール注文を発注した場合のイメージ

逆に売のポジションに対して「トレール幅=50銭(pips)」でトレール注文を出したとすると、レートが 下落(有利方向に変動)し続ける限りは決済されず、レートが最安値から50銭上昇(不利方向に変動)した場合に 決済されます。

売建玉にトレール注文を発注した場合のイメージ

トレール注文は便利な機能ですが、トレール幅をどのくらいに設定するべきかは相場の状況により考えてください。 トレール注文は逆指値と同様の効果がありますので、激しく動いているときにトレール幅を狭くしすぎるとすぐに決済(損切)になってしまいます。逆に、なるべく決済されないようにトレール幅を広くしすぎると、取れていたはずの利益が少なくなったり、損切となったりする場合があります。

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ストリーミング注文+トレール注文で利便性向上!
新規のストリーミング注文と同時に、決済のトレール注文を発注することができます。

例えば、為替相場が大きく動いている時、新規注文と同時に決済のトレール注文を出しておくと……
・為替相場のトレンドに乗って大きく値上がり(値下がり)してから決済できる
・ポジション成立後、急激にトレンドが反転するケースに備えたリスク管理ができる(逆指値と同様の効果)
というように、トレード時の利便性が向上します。

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トレール注文を出してみましょう!

ではトレール注文の発注方法を見ていきましょう。
※トレール注文は「HyperSpeed NEXT」からのみ発注、変更、取り消しが可能です。

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※トレール注文は、注文の条件を満たしたときに成り行き注文として発注されます。一定間隔での監視により、トレール価格の変更および発注するか否かの判断を行いますので、実際のレートの高値・安値から計算されたトレール価格と実際のトレール価格は異なる場合があります。また、同様にトレール価格と約定価格は異なる場合があります。

特殊注文(トレール注文・時限成行注文)に関する注意事項

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時限成行注文

時限成行注文とは

何月何日何時何分になったら成行で決済する、という決済注文です。 (日付は営業日の日付ではなく、カレンダーの日付です。)
10分後から30日後までの間で、1分単位での指定ができます。
ただし、毎営業日クローズ前10分間および取引時間外の指定はできません。 成行注文は、指定された分の10秒後に処理を開始します。 例えば、10時05分を指定した場合、10時05分10秒に処理を開始します。

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こんな時に時限成行注文が便利

雇用統計で損失が膨らむのを避けるため、その直前に決済しておきたい。
雇用統計発表の1分前の設定で時限成行注文を発注
(夏時間なら雇用統計発表の日の21時29分、冬時間なら22時29分)

追証でポジションの一部決済をしなければならないが、直前まで決済したくない。
追証期限の1分前の設定で時限成行注文を発注(17時59分)

売りポジションのスワップ支払いを避けたい。
その日のクローズ11分前の設定で時限成行注文を発注
(火~金曜日の朝は、夏時間なら5時44分、冬時間なら6時44分
土曜日の朝は、夏時間なら5時39分、冬時間なら6時39分)

現在保有するポジションをできるだけ長く持っていたいが、土日をまたいで持つのは怖い。
時限成り行き注文を土曜日の朝、クローズ11分前の設定で時限成行注文を発注
(夏時間なら5時39分、冬時間なら6時39分)

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ストリーミング注文+時限成行注文で利便性向上!
新規のストリーミング注文と同時に、決済の時限成行注文を発注することができます。

上記のようなケースで、新規注文と同時に決済の時限成行注文を組み合わせておくと…
・決済するのを忘れていても、指定時刻になると自動的に決済されます。
・指定時刻が来る前に十分利益が出ている場合や、損失を限定したい場合には、時限成行注文を取り消して決済することもできます。

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時限成行注文を出してみましょう!

では時限成行注文の発注方法を見ていきましょう。
※時限成行注文は「HyperSpeed NEXT」からのみ発注、変更、取り消しが可能です。

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特殊注文(トレール注文・時限成行注文)に関する注意事項

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