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為替モーニング東京市場2022年5月24日

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2022年05月24日

鈴木予想レンジ 

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円127.30~128.50
ユーロ円135.80~137.00
ユーロドル1.0620~1.0750
豪ドル円89.80~91.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米債券利回りの低下を受けて、相対的にドル売りが先行している嫌いは否めない。ただ米国株式市場はNYダウ平均が一時700ドル超上昇、前日比618ドル高と、市場はやや平常心を取り戻しつつある。そんな中、明日は5月FOMC議事録が発表されるが、米金利の伸び悩みもあり、FRBの政策方針を改めて確認したい意向もあるだけに、短期筋としても、安易にどちらにも仕掛けづらい側面がある。現時点では地政学的リスクを踏まえたドル買い志向は根強い反面、ドルの買われ過ぎ現象も同時発生しており、相対的に戻り売りが優勢になっている。そして、ラガルドECB総裁が第3四半期でマイナス金利脱却の可能性に言及したこともあり、ユーロドルは段階的に買い戻されている。ただ、欧州経済の脆弱性を見る限り、本格的に利上げを実施できるかは未だに懐疑的であり、過度なユーロ高期待は自重局面に差し掛かっている。

一方、ドル円はリスク回避のドル買いと円買いが同居しており、127円台後半でもみ合い相場が続いている。依然として、米債券利回りの動向次第ではあるが、米国の主要課題がインフレ抑制にあるだけに、米金利の低下は限られていると見なした方が無難であろう。引き続きレンジ幅ドル円127.30~128.50を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが一考であろう。

他方、ユーロドルは1.07台を目前に利益確定売りや調整売りが散見されており、拙速的な上値トライには慎重になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.0620~1.0750を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応するのが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、127円台前半から押し目買いと共に、128円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.06台前半から押し目買いと共に、1.07台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向を注視し、様子見スタンスを強めているが、輸出企業は昨日と同様に、ドル円128円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は、127円前後を中心に、127円台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、調整色を強める中、依然として、米ドル主導の展開であり、更に買い上がる材料が乏しいだけに、現状ではユーロドル1.06台前半から押し目買いと共に、1.07台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円127円台前半ではロング、128円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は136円割れから押し目買いと共に、137円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は90円割れから押し目買いと共に、91円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円126.50128.80
ユーロ円135.20137.50
ユーロドル1.05701.0800
豪ドル円89.4091.60

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

前日の売買 東京市場
ドル円買い50,000☆127.30(SL126.80売り)
ユーロ円売り50,000☆135.80(SL136.30買い)
ユーロドル売り50,000☆1.0640(SL1.0690買い)
豪ドル円売り50,000★△90.70(89.80ロングカバー)+¥45,000
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000128.30
ドル円買い50,000126.80(SL126.30売り)
ユーロ円売り50,000☆136.50(SL137.00買い)
ユーロ円買い50,000135.00
ユーロドル売り50,0001.0730(SL1.0780買い)
ユーロドル買い50,0001.0600
豪ドル円売り50,00091.30(SL91.80買い)
豪ドル円買い50,00089.80(SL89.00売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000128.30
ドル円買い50,000127.30(SL126.80売り)
ユーロ円売り50,000137.00(SL137.50買い)
ユーロ円買い50,000136.00
ユーロドル売り50,0001.0750(SL1.0800買い)
ユーロドル買い50,0001.0620
豪ドル円売り50,00091.00(SL91.50買い)
豪ドル円買い50,00089.80(SL89.30売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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