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マネパ為替分析 日刊レポート

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特に「神経質な展開」を想定すべき局面…!?

2022年06月29日

◆ さらに“ドル買い”進行… ‐ “136円”回復

「日米金融当局の立ち位置の違い」を背景に、昨日も“ドル買い”が進行しました。
この影響にて“136.376円”へ上値を伸ばすなど、ドル円は“136円台”に再び乗せてきています。

一方で昨日発表の「米消費者信頼感指数」は、“21年2月以来水準(98.7)”へと低下しました。
この影響から米株式は“軒並み続落”するなど、リスクセンチメントは芳しいとはいい難い状況は続いています。
このため“6/22高値(136.704円)”を窺う展開には発展しておらず、そのまま上値を押さえられて昨日の取引を終えています。

なお昨日は『米景気後退局面入りは想定していない』『政策金利は年末までに3.0-3.5%に上昇』とウィリアムズNY連銀総裁が発言したものの、特にマーケットが反応する場面は見られませんでした。


◆ もう一段、“思惑”は揺れ動きかねないが…? ‐ ECBフォーラム

こうした中、本日は「パウエルFRB議長・ラガルドECB総裁・ベイリーBOE総裁のパネルディスカッション(ECBフォーラム)」が予定されています。
インフレ高進抑制に向けて「金融正常化」が急がれていますが、一方で「景気後退」への懸念が燻り続けているのも否めないところがあります。
このため「前者(金融正常化)」が強調されれば“金融正常化に日銀が最も遠い→円売り”が台頭してもおかしくなく、逆に「後者(景気後退)」が懸念されれば“巻き戻し→円買い戻し”が発生してもおかしくない…?

「月末/四半期末」を控えていることもあり、いつ「ポートフォリオ調整」を含めた特殊フローが発生してもおかしくないスケジュール感でもあります。
本日に関しては、“金利/リスク”の狭間で綱を引きあい、“上を下へと揺れ動く”、いわゆる「神経質な展開」を特に想定しておくべきかもしれません。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:137.000(大台)
上値4:136.900(98/9/28高値、98/10/1高値)
上値3:136.704(6/22高値)
上値2:136.628(6/22欧州タイム高値《6/22高値後の戻り高値》、ピボット1stレジスタンス)
上値1:136.376(6/28高値)
前営業日終値:136.165
下値1:136.000(大台、+1σ)
下値2:135.878(6/23~6/28の23.6%押し)
下値3:135.570(6/27~6/28の38.2%押し)
下値4:135.321(6/27~6/28の50%押し、ピボット1stサポート)
下値5:135.116(6/28安値、6/27~6/28の61.8%押し)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:95.000(大台)
上値4:94.719(6/28高値)
上値3:94.498(6/28高値後の76.4%戻し)
上値2:94.362(6/28高値後の61.8%戻し)
上値1:94.256(20日移動平均線、6/28高値後の50%戻し)
前営業日終値:94.040(日足・一目均衡表転換線、大台)
下値1:93.925(6/23~6/28の38.2%押し)
下値1:93.680(6/23~6/28の50%押し)
下値2:93.466(6/28安値、6/23~6/28の61.8%押し、ピボット1stサポート)
下値4:93.098(日足・一目均衡表基準線)
下値5:92.967(6/27安値、大台)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

168.730(6/9高値)
168.002(6/10高値、大台)
167.808(6/22高値)
167.442(6/22NYタイム高値《6/22高値後の戻り高値》)
167.023(6/23高値、大台、+1σ)
166.926(6/28高値)
166.640(6/28高値後の76.4%戻し)
166.462(6/28高値後の61.8%戻し)
166.319(6/28高値後の50%戻し)
166.176(6/28高値後の38.2%戻し)
166.000(大台)
前営業日終値:165.899
165.726(6/28安値)
165.527(6/23~6/28の61.8%押し)
165.355(20日移動平均線、日足・一目均衡表転換線)
165.127(6/27安値)
165.000(大台)
164.805(6/24安値)
164.663(6/23安値)
164.465(6/20安値)
164.000(大台)
163.905(6/16~6/21の50%押し)
163.563(日足・一目均衡表基準線)
163.370(-1σ)
162.988(6/17安値、6/16~6/21の61.8%押し、大台)

《10:25》
《11:15、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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