新興国通貨 四本値 フィボナッチリトレースメント ピボットポイント
【中東情勢の緊迫でリラにも影響か?】
20日にエルドアン大統領はガザに対する攻撃をやめるようにイスラエルに求めました。さらに世界各国が停戦に向けて取り組むように訴えました。
中東情勢が緊迫する中でトルコ国内でもイスラエルに対する抗議が拡大しており、イスラエルのリリアン駐トルコ大使らイスラエル外交関係者はトルコを出国しました。
USD/TRY 日足BIDチャート
中東情勢緊迫のトルコリラに対する影響は定かではないですが、ドルリラは一時28.0596リラとリラの最安値を更新しました。ドルリラは引き続き上昇が継続と予想します。
TRY/JPY 日足BIDチャート
リラ円は5.4円付近に一目の雲の下限、25日移動平均線が位置し短期的なレジスタンスになっています。5.2~5.4円のレンジを予想します。
【南アインフレはインフレ目標内で推移】
18日発表された9月のCPIは前月比0.3から0.6%に上昇し予想の0.6%と一致しました。前年比は4.8%から5.4%に上昇し予想の5.3%も上回りました。
コアCPIは前月比0.3%から0.2%に低下し予想の0.4%を下回りました。前年比は4.8%から4.5%に低下しこちらも予想の4.7%を下回りました。
食品、燃料、輸送が物価の押し上げ要因になりました。南アフリカのCPIは中銀のインフレ目標である3~6%に収まっており、来月の利下げ思惑も高まっています。
USD/ZAR 日足BIDチャート
ドルランドは中期的な上昇トレンドが続いていますが、19.15ランド付近がレジスタンスになり、このレベルが超えられないと18.67~19.15ランドのレンジを予想します。
ZAR/JPY 日足BIDチャート
ランド円は8円まで上昇しましたがその後7.817円まで下落しました。7.8円付近が短期的なサポートとなり7.8~8円のレンジを予想します。
【ペソの短期の下落トレンドは継続】
米EV大手テスラはメキシコ北部のヌエボレオン州に工場建設計画を発表しています。イーロン・マスク氏は世界経済の不透明感から着工時期は不明で、年内着工の可能性は低いと述べています。
州政府当局者は、建設後押しのため政府はインフラ整備に1億3000万ドル以上を投資する計画を明らかにしています。
USD/MXN 日足BIDチャート
ドルペソは上昇トレンドが続いていましたが18.50付近がレジスタンスとなっており、ここが抜けなければ押し目の17.75付近がサポートとなり17.75~18.50ペソのレンジを予想します。
MXN/JPY 日足BIDチャート
ペソ円は一目の基準線、25日移動平均線が位置する8.4円付近が短期的なレジスタンスになっています。ここが抜けらなければ短期的な下落トレンドは継続し前回安値の8.07~8.4円のレンジを予想します。
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