FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

米雇用統計

このページでは米雇用統計の情報・履歴を掲載しています。

2019年11月5日

“概ね好内容”から、「米景況への悲観論」は失速…

講師:武市 佳史(当社アナリスト)

「シカゴ購買部協会製造業指数悪化(15年12月以来の43.2)」を機に、直前に「米景況への悲観論」が囃されましたが、注目の「米10月雇用統計」はそれを後退させる“概ね好内容”でした。
 「非農業部門雇用者数(+12.8万人)」は事前予想を上回り、「前月の非農業部門雇用者数」にも上方修正(+13.6万人⇒+18.0万人)が加わりました。「平均時給(前月比+0.2%/前年比+3.0%)」は、いずれも前月/事前予想を上回っています。「失業率(3.6%)」こそ事前予想を下回りましたが、こちらは前回が驚異の“1969年来の低水準”だったことを、“そう悪い数値”ともいえません。このためマーケットは、静かに“ドル買い”で反応しています。

 もっとも発表時には「米中通商懸念」が蔓延していましたので、“上値は限定的”でした。それでも週明けと共に「米中通商懸念」が和らいだことで、本稿執筆時には“ジリジリと上値模索”といった動きにつながっています。

 「米景況への悲観論」の後退は、「米金利先安観」の後退を促す要因であるとともに、「米株式にはネガティブ」という要因でもあります。しかし現時点で「米株式は堅調(NYダウは史上最高値を更新中)」ということは、「リスク回避姿勢には傾斜しづらい」と見ることが可能ということになります。

 「米中通商協議の行方」が目先は注目されますが、「米経済指標(特に景況観とインフレ動向)」も含めて、「米景況への悲観論が蒸し返されないか?」を注視することが、より重要といえるかもしれませんね。

10月米雇用統計

2019年11月08日更新

10月米雇用統計の予想と結果

前回(訂正) 予想 結果
非農業部門雇用者数変化 [前月比] 13.6万人
(18.0万人)
8.9万人 12.8万人
失業率 3.5% 3.6% 3.6%
平均時給[前月比] 0.0% 0.3% 0.2%
平均時給[前年同月比] 2.9%
(3.0%)
3.0% 3.0%

最新の発表数値は経済指標カレンダーをご覧ください。

米雇用統計発表時のレート推移(Bid)

最高値 最安値 高安差
レート差異

※米雇用統計発表前後30分間のUSD/JPY Bidレートより、期間中の最高値、最安値とその差を掲載しています。

過去の米雇用統計数値

非農業部門雇用者数変化 [前月比]
結果
(予想)
失業率
結果
(予想)
平均時給[前月比]
結果
(予想)
平均時給[前年同月比]
結果
(予想)
2019年9月 13.6万人

18.0万人
(14.5万人)
3.5%
(3.7%)
0.0%
(0.3%)
2.9%

3.0%
(3.2%)
2019年8月 13.0万人

16.8万人
(15.8万人)
3.7%
(3.7%)
0.4%
(0.3%)
3.2%
(3.1%)
2019年7月 16.4万人

15.9万人
(16.4万人)
3.7%
(3.7%)
0.3%
(0.2%)
3.2%

3.3%
(3.1%)
2019年6月 22.4万人

19.3万人
(16.0万人)
3.7%
(3.6%)
0.2%

0.3%
(0.3%)
3.1%
(3.2%)

※翌月の発表時に訂正が入った数値に関しては、訂正後の数値も掲載しています。


このページの先頭へ