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マネパ為替分析 日刊レポート

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「割り込むのは容易ではない」…!?

2020年09月18日

◆ さらに下値拡大 ― “104円半ば”へ…

「米金融緩和長期化」が蒸し返された昨日も、“ドル売り”が目立ちました。
FOMC後に主に対ユーロで進行した“ドル買い戻し”も全て吐き出す格好となり、ドル円は“104.522円”へとさらに下値を拡大しました。

一方で、大台を割り込んだ割に、“崩れる”には発展していないもの事実です。
このため2日連続で“104円台”にて引けたものの、“下値の堅さ”も窺わせる動きとなっています。


◆ 「何が何でも」という雰囲気も漂いつつあるが…?

「米株式下落(主にハイテク株)」「コロナ懸念(ワクチンの早期普及観測が後退)」「105円の大台割れ」と、ドル円を巡る環境は決して“芳しい”とはいえません。
しかし本邦4連休(21日は敬老の日、22日は秋分の日)を控える状況下、「(国内輸入筋と見られる)ドル買いオーダー」が“104.50円”より下にはびっしりと並んでいます。

主だったテクニカルが不在なだけに、“昨日安値(104.522円)”を明確に割り込めば、“7/31安値(104.182円)”を経て、“200月移動平均線(103.945円)”へと下落が頭をよぎるのは事実です。
それでもフラッシュクラッシュを演じた“今年3月”を除けば、104円台は「何度も下値が支えられた水準(18年3月/19年1月/同年8月/20年7月)」でもあります。
「何が何でも下方向(ドル売り)」といった雰囲気も見え隠れしていますが、「割り込むのは容易ではない」との認識で臨みたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:105.430(9/16高値、日足・一目均衡表転換線、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:105.295(9/3~9/17の38.2%戻し、-1σ)
上値3:105.172(9/17高値)
上値2:105.000(大台、ピボット1stレジスタンス)
上値1:104.804(-2σ)
前営業日終値:104.724
下値1:104.522(9/17安値)
下値2:104.440(ピボット1stサポート)
下値3:104.182(7/31安値、ピボット2ndサポート)
下値4:103.945(200月移動平均線、大台)
下値5:103.790(ピボットローブレイクアウト)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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