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マネパ為替分析 日刊レポート

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“膠着”“やや下方向”を想定したいところ…!?

2021年10月27日

◆ “円売り”再燃… - 114円台回復 

昨日は“円売り”が再燃しました。
「金融正常化に最も遠いのは日本(日銀)」との思惑が、「主要各国の金融政策発表」を控えるスケジュール感の中で再認識されたからです。
さらに米企業の好決算を背景にした「米株式高騰(NYダウ/S&P500は連日の史上最高値更新、ナスダックも一時上回った)」も、“リスク選好→円売り”を誘ったと見られます。
こうして米10年債利回りが“1.65%”へと上昇する中、分厚いドル売りオーダーをこなしたドル円は“114.307円”へと上値を伸ばしていきました。

もっともその内の1つ・米10年債利回りは「米金融正常化」との思惑を背景に、その後は“中短期債売り・長期債買い”が目立ちました。
この影響にて“1.61%”に再低下して引けたこともあり、ドル円の上値を押さえています。


◆ ただ“様子見ムード”が漂いやすいのは否めない…?

こうして迎えた本日は、「主だった米経済指標」が予定されておりません。
それでいて明日には「日・欧の金融政策発表」を控えていますので、“様子見ムード”が漂いやすいと見るのが自然です。
そうなると上値を模索し続けられるかは“些か微妙”といわざるを得ず、逆に“ポジション調整(利益確定売り)”を懸念せざるを得ないのが実状となってきます。

昨日記した“ネックライン(20日:1.618%)”を米10年債利回りは下回ったものの、崩れるには至っておりません。
このため“113円割れ”は遠退いたものの、少なくとも“上値追い”を後押しする要因とはいえません。

“膠着”の中、本日に関しては“やや下方向”を想定しておきたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:114.733(17/11/6高値、10/20高値《年初来高値》、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:114.412(10/21高値、ピボット1stレジスタンス)
上値3:114.395(10/20~10/22の76.4%戻し)
上値2:114.307(10/26高値)
上値1:114.238(+1σ)
前営業日終値:114.143
下値1:114.055(日足・一目均衡表転換線)
下値2:113.965(10/22~10/26の38.2%押し、大台)
下値3:113.859(10/22~10/26の50%押し)
下値4:113.753(10/22~10/26の61.8%押し、ピボット1stサポート)
下値5:113.641(10/26安値)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:86.724(18/2/7高値)
上値4:86.374(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:86.248(10/21高値《年初来高値》)
上値2:86.000(大台、ピボット1stレジスタンス)
上値1:85.926(10/26高値)
前営業日終値:85.625
下値1:85.421(10/22~10/26の38.2%押し、+1σ)
下値2:85.239(日足・一目均衡表転換線、10/22~10/26の50%押し、ピボット1stサポート)
下値3:85.104(10/26安値、10/22~10/26の61.8%押し)
下値4:85.000(大台)
下値5:84.776(200月移動平均線、ピボット2ndサポート)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

160.104(16/6/24高値)
160.000(大台、+2σ)
159.000(大台)
158.219(10/20-21高値)
158.000(大台)
157.762(10/26高値)
157.200(+1σ)
前営業日終値:157.118
157.000(大台)
156.903(10/22~10/26の50%押し)
156.781(日足・一目均衡表転換線)
156.673(10/22~10/26の61.8%押し)
156.467(10/26安値)
156.389(10/22~10/26の76.4%押し)
156.000(大台)
155.930(10/22-25安値)
155.342(10/15安値)
155.000(大台)
154.786(10/1~10/20の38.2%押し)
154.558(10/14安値、20日移動平均線)
154.108(10/13安値)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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