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今週の為替相場、武市はこう見る

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今週の為替相場、武市はこう見る [2020年07月06日(月)]

2020年07月06日

「月替わり(期替わり)フロー」に引っ張られる格好で、一時は“108.162円(7/1)”へと上値を伸ばした先週のドル円。
しかしそれが剥落すると、次第に「コロナ感染第2波」が重石となっていきました。
注目の「米雇用統計」も“好内容(非農業部門雇用者数は+480.0万人/失業率は11.1%に低下)”ではあったものの、“大きな反応”に至ることはなく、“流動性低下”に押されていきました。
「方向感定まらず」から明確に抜け出せなかったドル円は、“107円台”で先週の取引を終えています。

「コロナ感染第2波」への懸念は拭えませんが、しかし2日には“市場最高値更新(ナスダック)”を見せるなど、「米株式の堅調推移」は続いています。
当然“調整リスク”が燻りますが、「コロナ感染第2波」に関しては“ある程度織り込んだ”印象があります。
“織り込んだ”とあっては「ポジティブに反応しやすい」という面が見え隠れすることになり、しかも“調整リスク”が活発化しても「リスク回避→ドル買い」が先行する可能性も否めないところです。

テクニカル的には“100日移動平均線(本日は107.833円)/日足・一目均衡表基準線(本日は107.959円)”が上値を押さえる反面、“日足・一目均衡表先行スパン下限(同107.283円)”が下値を支えています。
その後者が“切り上げ(→13日:108.190円まで)”に転じる形状を考えれば、「雲割れ(下回る)リスク」も存在することになります。
しかしその“切り上げ”に沿う形で「下値を切り上げる」という可能性も同等に存在し、しかもファンダメンタルズ的には前記「大きく崩れるは期待薄」…?

「方向感定まらず」は続きそうではありますが、引き続き「動くとすれば上方向」と見て、神経質なマーケットと対峙したいところです。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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