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為替モーニング東京市場2019年12月16日

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2019年12月16日

鈴木予想レンジ

ドル円     108.80~109.80
ユーロ円    121.00~122.00
ユーロドル   1.1070~1.1170
豪ドル円    74.70~75.70

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場は再びトランプ大統領の発言に一喜一憂している。市場は一部報道で米国側の関税引き下げ案は3600億ドルの中国輸入品に対して、最大50%関税を引き下げる案を提示していると伝えられていたが、トランプ大統領がツイッターで中国との合意を巡る報道は完全に間違いだと指摘、その後に中国政府が会見し、第1段階の貿易交渉は大きな進展があり、米国とは文書を巡って合意が成立しており、米中は15日の関税発動しないことで一致したと述べ、その後にトランプ大統領が追加関税発動は取り止めるが、25%の関税は維持と述べるなど不安材料を残す結果になっている。ただ、総合的にUSTRのライトハイザー代表が述べたように、来年1月第1週のワシントンでの署名を交わし、米農産物購入に関して中国から2年間のコミットメントを確保したとの見解が順当であろう。いずれにしても、対中追加関税が見送られたものの、変貌自在のトランプ大統領に翻弄されることなく、相場が大きく動意づいてからの始動が得策であろう。

一方、ドル円は一連のイベントが無難に消化され底堅い展開が続いているが、NYダウ平均株価の伸び悩みもあり、本日の東京株式市場が大幅に反発した直後でもあり、相対的に利益確定売りに圧される公算が高く、ドル円110円前後の上値の重さが改めて意識されている。引き続きレンジ幅ドル円108.80~109.80円を重視し、同レベルからのナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは英選挙で与党保守党の圧勝劇に終わり、ポンドの急騰も手伝い、ユーロドルは一時1.12台を目指す展開ではあったが、英EU離脱後にも難題が山積しており、手放して歓迎するには時期尚早であろう。更なる上昇局面ではポジションの手仕舞いが急がれる公算が強いだけに、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1070~1.1170を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円109円割れから押し目買いと共に、110円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に1.11割れから押し目買いと共に、1.12前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株高を好感し底堅い展開と判断しているが、輸出企業は今朝と同様に、ドル円110円前後を視野に、同レベルからナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は、ドル円109円前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、ポンドの上昇を背景に底堅い展開ではあるが、利益確定売りが随所に散見されており、引き続き戻り売り優先の展開と見なした方が無難であろう。ユーロドル1.11台後半からナンピン売りと共に、1.11割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円109円割れではロング、ドル円109円台後半ではショートをイメージし、ユーロ円は121円割れから押し目買いと共に、122円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は74円台半ば前後から押し目買いと共に、75円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     108.30    110.45
ユーロ円    120.55   122.70
ユーロドル   1.1020   1.1230
豪ドル円    74.20    76.30

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

●2019年12月収支経過(02~16日)
通貨    プラスマイナス      前日比
ドル円   +¥20,000      
ユーロ円    +¥35,000       
ユーロドル  +¥12,100(+$100) 
豪ドル円   +¥20,000     

現在のポジションと決済指値

ユーロ円ロング 50,000 ☆121.80(SL121.00売り)
豪ドル円ロング 50,000 ☆75.30(SL74.70売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ドル円売り   50,000  110.00(SL110.50買い)
ドル円買い    50,000  109.00(SL108.50売り)
ユーロ円売り  50,000  122.80(SL123.30買い)
ユーロ円買い  50,000 ☆121.80(SL121.10売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1220(SL1.1270買い)
ユーロドル買い 50,000 ☆1.1120(1.1120ショートカバー)±$0
豪ドル円売り  50.000  76.30(SL76.80買い)
豪ドル円買い  50,000 ☆75.30(SL74.80売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  109.80(SL110.30買い)
ドル円買い    50,000  108.90(SL108.50売り)
ユーロ円売り  50,000  122.00
ユーロ円買い  50,000  121.00(Sl120.50売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1170(SL1.1220買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1070(SL1.1020売り)
豪ドル円売り  50.000  75.60
豪ドル円買い  50,000  74.70(SL74.20売り)

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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