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為替モーニング東京市場2024年3月1日

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2024年03月01日
(コラム執筆時間:08時32分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円149.30~150.80
ユーロ円161.50~163.00
ユーロドル1.0750~1.0880
豪ドル円96.80~98.30
相場状況の振り返りと今後の展開予想

連日のドル高けん制を横目に、市場は円買い志向を強めているが、注目された1月米PCEデフレータの鈍化などが加わったことで、ドル円は一時149円台前半まで下落基調を強めるなど、やや潮目が変わりつつある。そんな中、米債券利回りの高止まりや月末要因によって足早に下げ幅を解消したドル円は、150円前後で神経質な展開を迫られている。機関投資家などからはファンダメンタルズ的には円キャリートレードの継続期待はあるものの、反面、政府日銀のマイナス金利解除や為替介入タイミングが迫っており、過度な円安も見込みづらい外部環境にある。いずれにしてもインフレ見通しに対する不透明感もあり、また日米欧が経済のソフトランディングを目指している関係上、現状ではFRBの政策方針を見極めたいとの意向も強く、安易にどちらにも仕掛けづらい状況にある。引き続き相場が大きく動意づいてからのナンピン売買が賢明であろう。

一方、ドル円は日米の金融政策方針の相違も手伝って、150円前後で試行錯誤が続いている。ただ相対的には日銀のマイナス金利解除が実施されない限り、相場自体の膠着度を払しょくできない状況にある。急ピッチの円安に対しては、当面、政府日銀の口先介入に依存せざるを得ないだろうが、拙速的な上値トライは慎重になっている。引き続きレンジ幅ドル円149.30~150.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルはドイツ経済指標の悪化が嫌気され、一時1.08割れまで下落しているが、米債券利回り低下も手伝って1.08台半ば前後でもみ合い相場と化している。引き続きレンジ幅ユーロドル1.0750~1.0880を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、149円台半ば割れから押し目買いと共に、150円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.07台半ば前後から押し目買いと共に、1.09前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円151円台半ば前後から151円前後まで断続的に売りが散見されている模様。一方、輸入企業は149円台半ば前後から買いを随時実施しており、現状では149円前後を中心に149円台半ば割れから少なめの押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、ユーロドル1.08前後で調整色を強めているが、依然として戻り売りが優先されている。現状では1.09前後からナンピン売りと共に、1.07台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円149円台半ば割れではロング、150円台後半ではショートをイメージし、ユーロ円は161円台半ば割れから押し目買いと共に、163円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は97円割れから押し目買いと共に、98円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円149.00151.00
ユーロ円161.00163.50
ユーロドル1.07001.0940
豪ドル円96.3098.80

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

市場のストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円149.00151.00
ユーロ円161.00163.50
ユーロドル1.07001.0940
豪ドル円96.3098.80
現在のポジション
ドル円ロング50,000☆149.50(SL149.30売り)
ユーロ円ロング50,000☆161.80(SL161.30売り)
2024年2月収支結果 プラス+¥30,500
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥45,000+¥25,000
ユーロ円-¥65,000+¥25,000
ユーロドル+¥40,500(+$250)
豪ドル円+¥100,000
前日の売買 東京市場
ドル円買い50,000★△150.00(150.50ショートカバー)+¥25,000
ユーロ円買い50,000★△162.50(163.00ショートカバー)+¥25,000
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000151.00(SL151.50買い)
ドル円買い50,000☆149.50(SL149.00売り)
ユーロ円売り50,000163.30(SL163.80買い)
ユーロ円買い50,000☆161.80(SL161.30売り)
ユーロドル売り50,0001.0900(SL1.0950買い)
ユーロドル買い50,0001.0750(SL1.0700売り)
豪ドル円売り50,00098.30(SL98.80買い)
豪ドル円買い50,00096.80(SL96.30売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000150.50
ドル円買い50,000149.30(SL148.80売り)
ユーロ円売り50,000162.70
ユーロ円買い50,000161.50(SL161.00売り)
ユーロドル売り50,0001.0880(SL1.0930買い)
ユーロドル買い50,0001.0750(SL1.0700売り)
豪ドル円売り50,00098.30(SL98.80買い)
豪ドル円買い50,00096.80(SL96.30売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会 一般社団法人日本暗号資産取引業協会

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