◆ “リスク回避”に振り回されるも… - 結局“154円半ば”

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マネパ為替分析 日刊レポート

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ただ「怖いもの見たさ」も抑制的…!?

2024年04月22日

◆ “リスク回避”に振り回されるも… - 結局“154円半ば”

『イスラエル、イランに対して報復攻撃』との報にて、先週末は東京タイムから一気にリスク回避姿勢に傾きました。
この影響にて“株式急落(日経平均は一時1300円超安)”を見せる中、為替では“円買い”“ドル買い”が優勢となりました。
こうしてクロス円急落に引っ張れる格好で、ドル円も153.588円”へ押し下げられる場面を見せています。
ただ『核施設に被害なし』『そもそもミサイル攻撃はない』等の詳細が伝わると、次第にリスク回避姿勢は緩んでいます。
こうして“巻き戻し”が台頭する中で「往って来い」を見せたドル円は、“154円半ば”へと押し戻されて先週末の取引を終えています。


◆ 「介入催促相場」は続くが…?

まだ“リスク回避”への懸念が払拭されたわけではありませんが、何事もなかったかのように値を戻したことで、ドル円は再び「介入催促相場」へと押し戻された印象が否めないところです。
特に米10年債利回りが“4.65%”へと再び上昇していることを考えれば、“ドル買い”は継続すると見るのが自然です。
一方で上値を押さえ込むのは「円買い介入」への警戒感ですが、入るか?否か?は実際に上値を模索してみなければわかりません。
ただし先週末には『物価上昇が続けば、追加利上げの可能性は高い』と植田日銀総裁が述べていますので、「日銀会合(25-26日)」に向けた思惑が残るのも事実といえます。

「介入催促相場」は続き、“下値はしっかり”も継続すると見ますが、怖いもの見たさの“上値模索”も目先は抑制されると見るべきかもしれません。
そうなると“154円半ば”で膠着が、本日のメインシナリオ…?


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

157.280(90/5/10高値)
156.093(ピボットハイブレイクアウト)
156.980(90/5/11高値、大台)
上値5:155.870(90/6/25高値)
上値4:155.450(90/6/26高値)
上値3:155.392(+2σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:155.000(大台、ピボット1stレジスタンス)
上値1:154.785(4/16-17高値《年初来高値》)
前営業日終値:154.638
下値1:154.294(4/19安値後の38.2%押し)
下値2:154.160(4/19安値後の50%押し)
下値3:154.015(+1σ、大台、4/19安値後の61.8%押し)
下値4:153.927(ピボット1stサポート)
下値5:153.588(4/19安値)
153.429(4/12~4/16の61.8%押し)
153.263(4/5~4/16の38.2%押し、日足・一目均衡表転換線、ピボット2ndサポート)
153.038(4/15安値、大台)
152.844(ピボットローブレイクアウト)
152.763(4/11安値、4/5~4/16の50%押し)
152.699(20日移動平均線)
152.591(4/12安値)
152.323(4/5~4/16の61.8%押し)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

101.193(14/12/8高値)
101.000(大台)
100.805(4/9高値《年初来高値》)
100.647(4/10高値)
100.518(-2σ)
100.434(ピボット2ndレジスタンス)
100.234(4/11-12高値)
上値5:100.015(4/15高値、4/9~4/16の61.8%戻し、大台)
上値4:99.926(+1σ、ピボット1stレジスタンス)
上値3:99.648(4/9~4/19の61.8%戻し)
上値2:99.581(4/18高値)
上値1:99.405(4/19高値、20日移動平均線)
前営業日終値:99.236(日足・一目均衡表基準線/転換線)
下値2:99.000(大台)
下値4:98.853(週足・一目均衡表転換線)
下値5:98.621(50日移動平均線)
下値1:98.207(ピボット1stサポート)
下値1:98.000(大台)
97.777(4/19安値、日足・一目均衡表先行スパン上限、20週移動平均線)
97.656(100日移動平均線)
97.564(3/19安値)
97.247(3/13安値、3/15安値、日足・一目均衡表先行スパン下限、週足・一目均衡表基準線)
97.178(ピボット2ndサポート)
97.007(3/12安値、大台)
96.851(2/9安値、3/11安値)
96.579(ピボットローブレイクアウト)
96.422(2/7-8安値、200日移動平均線)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

195.034(15/8/19高値、大台)
194.530(15/8/20高値)
194.000(大台)
193.756(15/8/21高値)
193.533(3/20-21高値《年初来高値》)
193.000(大台)
192.912(4/10高値)
192.842(4/17-18高値、+2σ)
192.723(4/19高値)
192.199(+1σ)
192.000(大台)
191.589(20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線)
191.454(日足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:191.290
190.957(-1σ、大台)
190.718(50日移動平均線、週足・一目均衡表転換線)
190.306(4/19安値、-2σ)
189.995(4/12安値、大台)
189.536(3/18-19安値)
189.456(日足・一目均衡表先行スパン上限)
189.000(大台)
188.586(3/14-15安値)
188.412(3/13安値)
188.000(大台)
187.932(2/15安値、3/11-12安値)
187.856(2/12安値、20週移動平均線)
187.606(100日移動平均線)
187.029(日足・一目均衡表先行スパン下限、大台)

《10:55》
《11:40、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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