◆ ジワリジワリと… - 年初来高値更新

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マネパ為替分析 日刊レポート

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「狭いレンジ内」が基本路線も…!?

2024年04月23日

◆ ジワリジワリと… - 年初来高値更新

先週末に台頭した「中東情勢悪化(リスク回避)」は一服しており、マーケットは再び「米利下げ時期後ズレ」をテーマとしたマーケットを形成しつつあります。
このため“ドル買い”が進行しやすい相場付きといえますが、一方で“リスク通貨買い(戻し)”も見られるなど、“方向不在定まらず”を地で往く展開を余儀なくされています。

こうした中、ドル円はわずかに“年初来高値更新(高値は154.849円)”を見せたものの、“上値の重さ”を引きずっている。
一時“4.66%”に上昇した米10年債利回りが“伸び悩み(→4.60%)”に転じたこともありますが、やはり「円買い介入」への警戒感が行く手を阻んでいると見るのが自然といえます。


◆ 「155円を巡る攻防戦」はさらに激化…?

ただし接近していることを踏まえれば、本日は「155円を巡る攻防戦」がさらに激化する可能性も否めないところです。
そして昨日は“154.70-80円”に展開していた「ドル売りオーダー」が吸収されたということから、本日は“154.80-155.00円”に改めて設定されたと聞き及びます。
一方でそれを追撃する「ドル買いオーダー」も“154.70-60円”に切り上がったと伝わっています。
後は欧米PMI(本日)/米GDP(25日)/日銀会合・米PCEコア・デフレータ(26日)という主要イベントを控える中、どこまで攻め込めるか…?

そうなると基本は“狭いレンジ内での揺れ動き”ということになりますが、「円買い介入」への警戒はさらに強まっています。
このため「早期の155円乗せは難しい」との見方は多いように感じますが、予断を持つことなく、細心の注意を持ちながら、「神経質な攻防戦」の行方を見極めたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

156.980(90/5/11高値、大台)
上値5:155.870(90/6/25高値)
上値4:155.692(+2σ)
上値3:155.450(90/6/26高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値2:155.152(ピボット2ndレジスタンス)
上値1:155.000(大台、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:154.843
下値1:154.540(ピボット1stサポート)
下値2:154.391(4/22安値、4/19~4/22の38.2%押し)
下値3:154.219(4/19~4/22の50%押し、+1σ、ピボット2ndサポート)
下値4:154.070(4/19~4/22の61.8%押し、ピボットローブレイクアウト)
下値5:153.986(4/12~4/22の38.2%押し、大台)
153.720(4/12~4/22の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
153.588(4/19安値)
153.454(4/12~4/22の61.8%押し)
153.303(4/5~4/22の38.2%押し)
153.038(4/15安値、大台)
152.825(4/5~4/22の50%押し、20日移動平均線)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

101.356(14/12/5高値)
101.193(14/12/8高値)
101.000(大台、ピボットハイブレイクアウト)
100.805(4/9高値《年初来高値》)
100.647(4/10高値)
上値5:100.584(-2σ)
上値4:100.456(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:100.234(4/11-12高値)
上値2:100.156(ピボット1stレジスタンス)
上値1:100.015(4/15高値、+1σ、4/9~4/16の61.8%戻し、大台)
前営業日終値:99.857
下値1:99.401(4/19~4/22の23.6%押し、20日移動平均線)
下値2:99.304(ピボット1stサポート)
下値3:99.185(日足・一目均衡表基準線)
下値4:99.051(4/22安値、日足・一目均衡表転換線、4/19~4/22の38.2%押し、大台)
下値5:98.853(週足・一目均衡表転換線、4/19~4/22の50%押し)
98.752(ピボット2ndサポート)
98.674(50日移動平均線)
98.589(4/19~4/22の61.8%押し)
98.279(4/19~4/22の76.4%押し)
98.000(大台)
97.864(日足・一目均衡表先行スパン上限、20週移動平均線)
97.777(4/19安値)
97.681(100日移動平均線)
97.564(3/19安値)
97.247(3/13安値、3/15安値、日足・一目均衡表先行スパン下限、週足・一目均衡表基準線)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

193.756(15/8/21高値)
193.533(3/20-21高値《年初来高値》)
193.000(大台)
192.912(4/10高値)
192.842(4/17-18高値、+2σ)
192.723(4/19高値)
192.180(+1σ)
192.000(大台)
191.693(4/22高値)
191.560(20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線)
191.419(日足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:191.251
191.000(大台)
190.923(-1σ)
190.735(50日移動平均線、週足・一目均衡表転換線)
190.306(4/19-22安値、-2σ)
189.995(4/12安値、大台)
189.536(3/18-19安値)
189.456(日足・一目均衡表先行スパン上限)
189.000(大台)
188.586(3/14-15安値)
188.412(3/13安値)
188.000(大台)
187.932(2/15安値、3/11-12安値)
187.856(2/12安値、20週移動平均線)
187.654(100日移動平均線)
187.456(日足・一目均衡表先行スパン下限)

《10:50》
《11:20、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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