◆ “高止まり”も… - “155円後半”変わらず

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マネパ為替分析 日刊レポート

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いよいよ大一番、日銀会合…!?

2024年04月26日

◆ “高止まり”も… - “155円後半”変わらず

「円買い介入」への警戒感が燻り続けていますが、昨日も怖いもの見たさの「介入催促相場(いわゆる肝試し相場)」は続きました。
ただ「日銀会合」を控えていることもあって“積極的な上値模索”は手控えられており、“上値の重さ”を引きずっています。
それでも「米1-3月GDP」が“予想を下回った(+1.6%)”ことによる押し下げは限定的であり、逆に「米1-3月PCEデフレータ」の“上振れ(+3.7%)”にて押し戻されるなど、“下値の堅さ”が顕著というのが実状といえます。


◆ 結果次第でいかようにも… - 日銀会合

こうした中、いよいよ本日は「日銀会合」が行われます。

『日銀、国債買入縮小を検討』と昨日NYタイムに流れた一部報道の行方は…?
“タカ派寄り”発言がここ最近目立っている植田日銀総裁の会見内容は…?
その後に待ち構える「円買い介入」の行方は…?

これらの組み合わせ次第でいかようにも動意づく可能性があるだけに、“乱高下”には当然注意が必要といえます。
特に“据え置き(現状維持)”との見方に変化はありませんが、“タカ派寄りの据え置き”となる可能性はゼロではありませんので、その際は“上値の重さ→利益確定売り”につながる展開も想定されるところです。


◆ ただ「円買い介入」に関しては…!?

逆に“据え置き”の場合には、「円買い介入」を期待することになります。
ただイエレン米財務長官から「介入けん制発言」が飛び出したばかりというのがどうも…?

本命は“日銀会合後”と見てきた筆者ですが、もう少し“さらに後ズレ”させる必要があるのかもしれません。
そうなると「日銀会合」の行方が“より重要”ということになりますので、「円買い介入」への期待は大きいものがありますが、本日に関しては“それを無視(ないもの)”として考えるべきなのかもしれませんね。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

157.890(90/5/9高値)
157.280(90/5/10高値)
156.980(90/5/11高値、大台)
156.587(+2σ)
上値5:156.414(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:156.082(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:156.000(大台)
上値2:155.870(90/6/25高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:155.749(4/25高値《年初来高値》)
前営業日終値:155.641
下値1:154.308(ピボット1stサポート)
下値2:155.196(4/25安値)
下値3:155.000(大台、+1σ、ピボット2ndサポート)
下値4:154.923(4/19~4/25の38.2%押し)
下値5:154.737(4/24安値、日足・一目均衡表転換線、4/19~4/25の50%押し、ピボットローブレイクアウト)
154.550(4/23安値、4/12~4/25の38.2%押し)
154.391(4/22安値、4/19~4/25の61.8%押し)
154.170(4/12~4/25の50%押し)
154.000(大台)
153.859(4/5~4/25の38.2%押し)
153.797(4/12~4/25の61.8%押し)
153.588(4/19安値)
153.502(20日移動平均線)
153.275(4/5~4/25の50%押し、日足・一目均衡表基準線)
153.038(4/15安値、大台)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

102.818(14/11/21高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値5:102.457(14/11/24高値)
上値4:102.273(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:102.011(14/11/25高値、大台)
上値2:101.867(ピボット1stレジスタンス)
上値1:101.657(4/25高値《年初来高値》)
前営業日終値:101.462(+2σ)
下値1:101.000(大台)
下値2:100.846(ピボット1stサポート)
下値3:100.741(4/19~4/25の23.6%押し)
下値4:100.636(4/25安値)
下値5:100.494(4/25NYタイム安値)
100.374(+1σ)
100.286(4/24安値、ピボット2ndサポート)
100.175(4/19~4/25の38.2%押し)
100.000(大台)
99.826(20日移動平均線、ピボットローブレイクアウト)
99.717(4/23安値、日足・一目均衡表基準線/転換線、4/19~4/25の50%押し)
99.259(4/19~4/25の61.8%押し、週足・一目均衡表転換線)
99.051(4/22安値、大台)
98.889(50日移動平均線)
98.693(4/19~4/25の76.4%押し)
98.563(日足・一目均衡表先行スパン上限)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

197.400(08/9/24高値)
197.138(08/9/25高値)
197.000(大台)
196.000(大台)
195.860(15/6/24高値)
195.269(15/8/18高値)
195.034(15/8/19高値、大台)
194.952(4/25高値《年初来高値》)
前営業日終値:194.745
194.000(大台)
193.636(4/24高値《年初来高値》、+2σ)
193.240(+1σ)
193.116(4/25安値)
193.000(大台)
192.629(日足・一目均衡表転換線)
192.419(4/24安値、日足・一目均衡表基準線)
192.135(20日移動平均線)
192.000(大台)
191.081(50日移動平均線)
190.920(-1σ、大台)
190.830(4/23安値、週足・一目均衡表転換線)
190.758(日足・一目均衡表先行スパン上限)
190.306(4/19-22安値)
189.995(4/12安値、大台)
189.769(-2σ)

《10:55》
《11:20、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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